パシスタ障害デビュー
昨日はローレルウェルシュのレースを振り返りましたが、その前にユニオン所属の愛馬“パシスタ”が走りました。レース前日の新聞には予想以上に印がついていたので、期待は薄い中でもどんなレースをするのか楽しみにしていました。
それでは、早速レースを振り返ろうと思います。
パシスタ
(10日(土)東京4R 4歳上障害未勝利(混)D3000㍍・5枠8番 出津孝一59.0㌔)
パシスタにとってはちょうど半年振りのレースになります。そして、我がファミリー初の障害レース出走となりました。パシスタが障害試験に合格した頃から、一口仲間の一人から『障害レースに愛馬が出ると障害の魅力にはまりますよ。。。自分の愛馬が強いと更にはまりますからね(笑)』と聞かされていました。
僕は一口をはじめる以前から長距離レースが大好きでしたし、障害レースも好きでした。だからこの日を楽しみにしていました。
この日の午前中はラグビーの練習があったので、パシスタのレースは生で見ることができませんでした。昨日書いたローレルウェルシュのレースを観戦したあとに、(興奮の中)パシスタのレースをビデオにて観戦しました。
馬体重は前走よりプラス10㌔増えて492㌔での出走です。元々、巾があってしっかりした馬体の持ち主だったわけですが、今回も『なかなか良い馬体だなぁ~』と思わせました。
パドック解説のスポーツ報知の春木宏夫さんは『えぇ~。。。10㌔増えて太いという感じは無いですね』と、パシスタには全く興味が無さそうなコメント。残念ですが仕方が無いですね。
このときのオッズは31.2倍。一口クラブの満口馬の不人気馬ですから、ここから徐々にオッズが上がっていくことは予測できましたが、それにしても結構な人気です。一方、同門の⑤デイトレーダーは8.3倍と人気の一角を形成。気合乗りはイマイチに見えましたが実績がありますからね。。。
春木さんのパドック推奨馬は⑬グラスファイター⑪ブレイブスペシャル⑭シャーディーナイス⑤デイトレーダー⑦タイキダイナスティでした。同門の⑤デイトレーダーはしっかりと入りましたね。一度は出資を迷った馬ですから、彼にも頑張って欲しいところ。。。
それから再度パドックの様子が映し出されました。パシスタは・・・少々物見をしていて、集中力が無い感じです。
「止まれ~」の号令でパドックを周回する馬たちは歩みを止め、騎手たちが整列を始めます。一礼を終え、それぞれのパートナーの元へ行くわけですが、パシスタへ騎乗する出津騎手は股関節のストレッチをしてから小走りをしてパシスタの元へ・・・このストレッチは何を意味しているのか?『久々の騎乗で体が鈍っているのか?それとも気合が入っているのか?』たぶん結果には関係無いでしょうが、細かいところが気になってしまいました。
出津騎手が騎乗したあともパシスタには集中力が無く、馬を曳く厩務員さんに甘えていました。『これは厳しいレースになるかも・・・』と、平地のレースで惨敗を続けた頃を思い出してしまいました。
本馬場入場でパシスタが紹介されました『イデツコウイチ騎手59キロ・・・』出津騎手って『イデツ』って読むんですね。僕は今まで『デヅ』と思っていました。失礼しました。(同じ漢字で“デヅ”と読む地名があるもんですから。。。)
パシスタの様子は・・・首を斜めに傾けながら横にステップ。。。この様子はパシスタに限らず見かけるのですが、騎手が意図的にやらせているのでしょうか(ストレッチとかの意味があって)?それとも、馬がレースを察知し嫌がっているのか?どうなんでしょう?分かる方は教えてください。
さて、レースですが同枠の⑦タイキダイナスティとともにゲートで立ち遅れ。。。⑦の前にはいるものの後方2番手からのスタートとなりました。スタート直後の第一障害で⑩カツホマレが落馬。画面では落馬を確認できなかったですし、実況のアナウンサーも落馬した馬を確実に把握できていなかった感じでしたので、『見間違えでパシスタが落馬ってことはないだろうなぁ~』と心配しました。
大きな飛越ミスはなかったが、終始後方2、3番手を追走。。。後ろを走りすぎてテレビにもあまり登場しません。。。各障害でパシスタの登場する僅かな瞬間を見るのがとても疲れました(笑)
本当に少しずつしか映らないので、パシスタのレース振りだとか展開とかも確認できず、最後の直線へ。。。
直線でもパシスタの姿を確認することができず。。。最後も盛り返す脚は無かったようですね。ゴール板通過のリプレイで、大きく離された後方での入線を確認。
先頭から遅れること、9.1秒の3分30秒6でゴール11着でした。
出津孝一騎手のコメント「道中、ハミをとって行きっぷりは良かったです。今日は、初障害で久々だったのでじっくり行きましたが、行かせようと思えばもっと行けますね。いくらか重かったこともあって終いバテてしまいましたが、障害は最後まできっちりと飛んでいました。飛越は結構上手ですね。ゲートの中で落ち着かず周りを気にしていましたが、レース慣れしていけばもっと走れますよ。いろいろ教え込みながら乗ってみたい、と思いました。機会があれば、また是非お願いします」
今回は・・・愛馬が障害レースに出る楽しみを感じることができませんでした。。。本当に画面に登場する時間が短過ぎて、このレースにパシスタが出ていることを忘れてしまいそうでした。少なくとも⑤デイトレーダーくらいの位置で走らないと位置取りも確認できないし、名前も呼んでもらえないし・・・という事で3000㍍も走ったのにレース中における感想は短くなってしまいました。
ダンスインザダーク×リアルシャダイ・・・血統を見れば長いところに向きそうな感じはしますし、馬体も良いし、出津騎手のコメントも悲観した内容でも無いですし。。。デイトレーダーのように場慣れしてこれば何とかなるのかな?
全くもって次走への展望が見えませんが、じっくりと応援して行こうと思います。決して『引退しろ~』とか思いませんから。。。
しかし、強い競馬でガッチリ勝ったローレルウェルシュと同じ日の出走だったことも運が悪かったかな?やっぱりちょっと比較しちゃうもんね。。。
次走はいつになるのか?今回以上の出来での出走に期待したいと思います。
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コメント
まひろさん、こんばんは。
パシスタ復帰戦残念でした。
当日は私のところも8Rにソアリングピアスが出走していたもので現地観戦でした。
パシスタとオーデコロンも出資している会員さんとパシスタを応援しておりました。
パドックで見る限り、馬体は結構良く見えましたが発汗が凄かったですね。それにキョロキョロして集中力がなかったです。
その方も自身の出資馬が障害初デビューだったのでドキドキだったそうです。着順は残念でしたが最後まで頑張ってくれてので満足して帰られましたよ。
それでも道中の飛越は危なげなかったですし慣れてくれば結構やれるんじゃないですか。
今回は関西では障害のトップジョッキーである出津騎手だったのも障害を教える意味では良かったのではないでしょうか。
次走期待しましょう!
投稿: のんくん | 2007年2月15日 (木) 20時58分
>のんくんさん
東京遠征お疲れ様でした。
パシスタはやっぱりキョロキョロしていましたか・・・発汗が多いのも精神的なところからのものでしょうね。。。
デビュー当時からの悪いところ(集中力の無さ)が改善されていませんね。
とりあえず無事にレースを終えましたから、僕も満足です。
無事に走ってきてくれれば“次”がありますからね。。。
出津騎手も『機会があれば、また・・・』とおっしゃっていましたし、出津騎手の元で鍛えられれば良いと思います。
ソアリングピアスも残念でしたね。しかし、条件によってはやれそう(?)なようですから、次走に期待といった所ですよね。
今週はリヴィエールジータの出走ですね。初勝利からちょうど1年。
勝ったときと同じ京都D1800㍍。オーデコロン・ローレルウェルシュに続く3週連続勝利を期待しています。
投稿: まひろ | 2007年2月16日 (金) 12時09分