アクシス5戦目レース回顧
今日は昨日のアクシスのレースを振り返ります。
ローレルアクシス
25日(日)中京3R 3歳未勝利(混)芝2000m・5枠9番 田中勝春56.0㌔
パドックにアクシスが登場したときのオッズは32.7倍。。。ここからどんどん上がってきて、50倍くらいになるのかなぁ・・・なんて、思いながら周回するアクシスを追い続けました。馬体重は494㌔。デビュー以来最も重い状態での出走となりましたが、太め感も無く馬体はしっかりしているように映りました。
グリーンチャンネル中継の解説でも言われていましたが、パドックの直線では小足を踏んでおり、落ち着きが無いような感じもありましたが、パドックの外側を大きく回りながら歩くアクシスに好感が持てました。
以前のアクシスのパドックを振り返ると、“ボーっ”としている感じ(デビュー戦から3戦目まで)でした。しかし、前走くらいからイメージが変わりました。GCのパドック解説とは違い、今日は長い間アクシスを見続けることができたワケです。。。すると、今まで気付かなかったことをいろいろと発見することができました。
まず、他の馬の中には曳いている厩務員さんに寄りかかって甘えた馬もいたのですが、アクシスはグイグイと厩務員さんを引っ張って歩いていました。それは、厩務員さんが抑えるのが大変な感じでもあり、『アクシスに前向きな気持ちが出てきている・・・』と思いました。
それから、結構、観客席を見ていたりしていましたね。気持ちにも余裕があるように見えました。
田中勝春騎手が跨ったあとは子足を踏むことも無く、首を低くしながらゆったりと周回しておりました。
・・・パドックを見る限り、良い感じに見えたんですけどねぇ。。。
ただ、周回中のアクシスを後ろから見ると、腰の位置が安定せずフラフラしている感じがありましたね。やっぱりここら辺が課題なのか。。。
家に帰った後に見た、GCパドック解説での推奨馬は⑭ケイアイケイマン⑱ミッキーラブ⑫アドマイヤハート⑬アイスランドポピー③スズカストロングの5頭が挙がっていましたね。因みに、ずーっとローレルアクシスを追い続けていたので、他の馬は殆ど見ていません。それではいけないんだろうけど。。。
本馬場入場でも軽快な返し馬を見せてくれました。
その後、他馬の返し馬を見てみると・・・アクシスよりもどっしりとして、綺麗に見えました。再びアクシスの返し馬に目をやると・・・アクシスはやっぱり何処かバタバタしている様にも見えました。これも、腰の甘さなのだろうか・・・。
出走の時間となりました。馬場は朝方までの大雨で“重”馬場発表。これがアクシスにとってプラスになるのかどうか・・・。
スタートは五分。先生からの指示は後方待機策だったようです(後のレクチャーで聞きました)が、アクシスが行く気になってしまったようで、5番手から6番手の位置での競馬となりました。長い直線から1コーナーにさしかかるところで、ペースも位置取りも落ち着き、見ている私たちにとって絶好とも思わせる5番手の馬から少々離された6番手を追走。このまま向正面の直線を走り抜け、3コーナーへ。4コーナーの残り400㍍の地点で外の馬に交わされ、位置を2つほど落とす。既に勝春騎手の鞭が入っていたものの、追撃に移る様子も無く直線へ。。。
直線では前の馬が蹴り上げた芝を被るように(それだけ馬場が傷んでいたいました)走っていました。馬場の良い外側を走る馬にも差され、11着でフィニッシュ。。。
好走を期待しての現地応援だっただけに、ちょっと悔しい結果になってしまいました。
悔しがっている間も無く、集合場所へ。。。
クラブスタッフさんが集合場所へ来るまでは、会員さん同士でアクシスのレースに対する感想や意見の交換を。。。
『やっぱり、重馬場は苦手なのかなぁ・・・』
『4コーナーまでは期待してたけど・・・』
『やっぱりじっくりと後方からの方がいいのかなぁ・・・』
こんな感じで。。。
レクチャーでは、
『重馬場への適性については“問題ない”ようですよ。勝春騎手が戻ってきて、開口一番“先生の指示通りに乗れなかった”と言っていました。』との事でした。
先生の指示についてはクラブの方も確認できなかったようですが、勝春騎手の話から予測するに“後方待機”だったようです。
『鶴留先生は勝春騎手に“ありがとう”の一言を残して、去ってしまったという事で話が聞けませんでした・・・元々口数の少ない先生ですので・・・』ということで、鶴留先生のコメントは無いとのこと。
その他のコメントをまとめて書くと。。。
・以前はボロが柔らかく体質に弱さを見せていましたが、最近は形状のしっかりしたボロを出すようになり、体質が強くなり調子も良くなってきているとの事
・馬が行く気になっているので、現状ではペースの落ち着く2000㍍よりも1800㍍くらいの方がいいかも・・・
・最後もバテることは無いが一本調子な馬なので、ダートもいいかもしれませんね。ダートも1800㍍くらいがいいかな?
・とりあえず、2アウトになってしまいましたが、もうひとつ走らせて、その結果で後のプランを立てるとのこと
・福島遠征は可能性は少なそう(これは陣営ではなくクラブスタッフさんと僕たちの予想)
・(アクシスの話題ではありませんが)スリジェが凄く良くなっていると湖南牧場の前田氏が強力プッシュをしている。近日中に前田氏が栗東へ向かうらしいので、そこで鶴留先生に状態の良さを強く伝えるとのこと。(ここで心配なのは、アクシスと入れ替わりになりかねないということ・・・)
こんなところですかね。
タイムは2分6秒3。勝ち馬とは1.5秒差。上がり3Fは37.1秒。。。なかなか厳しい現実を見せつけられたかなぁ。。。
田中(勝)騎手の公式コメント『すいません。馬がヤル気になっていて、全然言われた通りの競馬になりませんでした。最後までバテてはないんだけど、脚色が同じで…。今の感じで後ろから進めるとすると、芝では1800mくらいがいいのかな。ダートもいいかも』
帰りは、息子と妻にからかわれながら帰りました。昼食も奢ることに・・・(僕の趣味に付き合ってくれたんだから当たり前か。。。)
アクシス!頑張ってくれよ~!!
現状ではよっぽど条件がハマらなければ勝てそうに無いかな。『どうにもならない』と、悲観するような感じでもなかったけど。。。
焦らずじっくり応援しましょう。
| 固定リンク
コメント