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2008年2月20日 (水)

クビ差の2着

何とか、体調も回復してきました。まだ、咳が出るんですけど・・・
今日は、ちょっと前のクオンのレースを振り返ろうと思います。

日曜日は仕事のため、現地応援はもちろん、テレビでのリアルタイム観戦もできませんでした。
今年度中に車を買い換えることが確定しているので、お金が欲しいところ。。。クオン馬券でオプションをいっぱいつけようと意気込んでいました。

クオン
17日(日)京都7R 4歳上500万下(指)D1800㍍
渡辺薫彦56.0㌔

今回は9頭という少頭数のレースとなりました。後から追い込むクオンにとってはいい条件です。最近の競馬はどのクラスも抽選が行われ、一桁頭数で行われるレースなんて珍しいですからね。クオンの一発を期待したいところ。

馬体重は6㌔増の468㌔での出走です。前走より中1週であり、比較的間を詰めての4走目でも体重が増え続けています。クオンのタフネスぶりには感心します。
パドックでは、周回中に時折小足を使って馬を曳く坂井さんを引っ張ったりするなど適度な気合のりを見せていました。歩様の硬さも前走ほど気になりませんでした。

パドック解説の競馬ブック牟田雅直さんは『はい、なかなかまぁ活気がありますしね。踏み込みもしっかりしていて、状態は良さそうです。』とコメントしていました。
そして、牟田さんのパドック推奨馬は③クオン、②マルカシリウス、④アイファードラゴン、⑧テイエムヒリュウ、①ツルマルシルバーの5頭が挙がりました。見事にクオンがパドック推奨1番手に挙がりました。やっぱり嬉しいものです。

一度、映像がスタジオに戻り、再びパドックが映し出されたときにはビックリ。。。もの凄い雪が舞っていました。とても数分前と同じ場所の映像と思えませんでした。

そこでもクオンは牟田さんからコメントを頂きました。
『時折小足を使って、前走を見ると自在に動けるかなと思います。使いながら状態も上向きかな?』とのこと。
雪も降り先行馬有利の状況に拍車がかかりそうで、ちょっと心配ですね。
しかし・・・このレースのパドックは少頭数ですが周回する順番もバラバラでしたね。。。だからどうだっていうことも無いんですけど。。。

本馬場入場のときはまずは横にサイドステップを踏んで、その後の返し馬は相変わらずの頭をかなり低くしたフォームで走っていました。

レースは、互角のスタートからテンの行き脚が鈍く徐々に後退。1コーナー入口では中団の6番手に落ち着きました。2コーナーから向う正面でペースが落ち着き、ゆったりとした流れに。予想通りの逃げを打った②マルカシリウスもスタートから600㍍を越えたところでしっかりと一息入れられましたね(600㍍~1000㍍のハロンタイム 12.9-13.4)
向う正面でクオンが一度映りましたが、エラく頭を下げて走っていましたね。。。騎手にとてはかなり怖いと思うんですが、クオンがレースに対して『負けたくない』という気持ちが入っているようで嬉しく思いました。

3コーナー手前から最後方に居た①ツルマルシルバーが加速して、一気に先団とりつき、ここからレースの流れが変わりました。1000㍍から1400㍍のハロンタイムが(12.2-12.2)。体力温存に成功した②マルカシリウスが3コーナーから4コーナーで後続を突き放します。2番手集団を形成していた⑤アイノグレコリー、⑥ペケジェイ、⑧テイエムヒリュウ、①ツルマルシルバーは②マルカシリウスの一気のスピードアップについて行けず、共倒れ・・・。
直線入口で、この2番手集団の直後まで上がってきたクオン。。。これは勝ったかも?と、思いました。
直線入口で2番手集団が横に広がりクオンの前に壁ができてしまいました。渡辺騎手は1番人気だった⑧テイエムヒリュウが抜け出し、その穴にクオンを突っ込ませて行かせたかったのだろうと思いました(これは僕の勝手な想像です)が、⑧テイエムヒリュウがズルズル後退。クオンの外側にいた①ツルマルシルバーもスーッと加速せず、クオンはこの少頭数にも拘らず囲まれた状態に・・・。そこで、渡辺騎手はスパートのタイミングを遅らせて①ツルマルシルバーを先に行かせてから馬を外に出してスパート。なかなかスピードの衰えない②マルカシリウスを大外から猛然と追いかけるクオン。徐々に差を詰め、②マルカシリウスと並びかけたところでゴール。。。
勝ったのは②マルカシリウス。。。勝ちタイムは1分53秒8。2着はクビ差及ばず③クオン。タイム差の1分53秒8でした。3着に入った①ツルマルシルバーとは3馬身の差をつけましたからね。。。いい競馬だったかと思います。

渡辺騎手のコメント『前に比べればズブさがなくなってきて、随分行きっぷりは良くなっています。最後はもう少しだったんですけど、(勝ち馬との差は)3キロ減の分かなぁ?』

大橋調教師のコメント『最後の差は相手の3㌔減の分かなぁ。残念だった。もっと前がやりあってくれれば良かったんだけどね。でも、堅実に結果を残せるようになったし、このクラスには充分目処が立ったね』(2/20)

前走あたりからレースに対して前向きになっているような感じですね。上がり3Fの時計も出走馬中最速の37.9秒でした。
ハロンタイムは
12.5-11.6-12.6-12.9-13.4-12.2-12.2-12.8-13.6
ということで、序盤は早い時計。中盤はきっちりとペースを落とし、3角から再び早いペース。。。でしたので、②マルカシリウス&田村太雅騎手にまんまとやられましたね。チークピーシーズをつけたマルカシリウスの目には他の8頭が一度も目に入ることは無かったんでしょうね・・・マルカシリウスに楽をさせ過ぎました。。。
②マルカシリウスに3㌔減がなければ・・・
直線入口で壁ができなければ・・・
馬群の内を突けば・・・
もしかしたら勝ったかもしれませんが・・・切り替えて次走に期待しましょう。

前走と今回のレースを見て、マルカシリウスって思ったよりも強い馬なんだなぁ・・・なんて思いました。

あと、レース中にクオンの名前が9回も叫ばれました。(何回かリプレイして数えました)
レース中だけで9回も名前を呼ばれるのは初めてですね。。。なんか嬉しい。。。

クオンは徐々にズブさも抜け、馬体の成長も感じられて成長してきている気がします。
このクラスを卒業するにはそれ程時間を要さないと思いますが、上のクラスでも通用する力をつけてもらいたいですね。

次走は中1週で阪神D1800㍍の予定です。これで20戦目。。。本当によく頑張ってくれます。

久々のブログのため、気合が入り長い文章になってしまいましたが、お付き合いどうもありがとうございました。

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コメント

こんにちは。まひろさん?お体大丈夫ですか?
馬どころじゃ無かったと思います。お大事にして下さいね。

オーナーは体を壊してもクオンは丈夫に元気に走ってくれましたね(^^) 僕もリアルタイムでなくラジオで聞いてたんですがラジオは後方から行く馬の実況が4コーナーにならないと連呼してくれないので心臓がバクバクでした。

クオンの名前が出た時には大丈夫かなって思って安心してたんですが、これまた追い込む時の実況が大層で勝つ勢いの実況でした。しかし・・・クオンは2着・・・なんじゃそれ!
と思いました(*_*)しかし、後でVTRを見ましたが良く追い込んできましたね。気性がかなり前向きになり良い感じですね。

騎手も乗り慣れた渡辺JKの方が良さそうですね。
これで500万突破は間違いなさそうですし、僕の中では
1000万に行ってどんな競馬するのかな~って先走っています。とりあえず無事に今後も行って欲しいと思います。

次は阪神の坂のあるコースなんでクオンにとっては良い展開を期待します。
近々訪れるクオンの二勝目をまひろさんと一緒に味わいたいですね(^^)v

投稿: HIRO | 2008年2月21日 (木) 12時25分

>HIROさん

調子はよくなりました。。。丈夫で走り続けるクオンを見習わなければいけませんね!

クオンはレースが上手くなってきていると思います。今回は恵量の逃げ馬に上手くやられましたが、いつでも勝てる力を持っていると思います。でも、逆に不利を受けやすい脚質ですので、案外な大敗もありそうですけど。。。次走は人気になると思いますが、馬券は買いにくい馬ですね(結局買いますけど。。。)

渡辺騎手もクオンの良さをしっかり引き出してくれたと思います。渡辺騎手を背にひとつ勝ってもらいたいですね。。。次は・・・阪神1週目か・・・少し日程調整が難しいですが、何とかしたいところ。。。クオンが元気で長く走ってくれればどこかでHIROさんとお会いできると思います。勿論、そのときが早ければそれに越したことは無いですけど。。。

投稿: まひろ | 2008年2月21日 (木) 21時57分

こんばんは。お風邪のこと、心配していました。
本当は、きちんと治るまでお休みできるといいのでしょうけど。
私もそうですけど、なかなかそうはできないのが、悩みの種ですね。

クオンのレース、府中に見に行きました。

パドックの様子は少ししか見られなかったのですが、以前より
精神的にも肉体的にもドシッとして来たように見えました。
父親のトロットスターは、調子のいい時は、パドックの直前は
気合を入れてのしのしと。でも何故か4つのコーナーで必ず小足を使っていたです。(・・)
クオンがどこで小足を使っていたかはわかりませんが、まひろさん
の記事を見て、その光景を思い浮かべていました。

前走で小牧騎手が、スタートに気をつけてくれたせいか、
ここ2走は、ゲートを出がスムーズですし、す~っと下がることがなくなりましたね。
前半は、クビをグ~ッと下げて・・・走る気なのか、走るのがイヤで
やっているのか、ビミョ~なところですけど。(笑)
後半は、ジリジリながらも、よく伸びましたね。
でも、まだ本人(馬)は本気&必死でなかったかのようにも見えました。
少頭数で、スムーズに外に出せたのもよかったです。

ともかくシュアに走る力はあるので、何とか、もう一つ何かをつかんで、
チャンスがあった時には、それを逃さずに、勝利をして欲しいです。
パパも4歳後半までは、あまり闘志をムキだしにする方ではなかった
ので。だんだん勝気になって、切れる脚も身につけてくればな~と願っています。

さ来年のフェブラリーSか帝王賞をひそかに狙っているmewでした。(~~)


投稿: mew | 2008年2月22日 (金) 00時49分

>mewさん

お久しぶりです。
クオンは父トロットスターと母ファーストステップから晩成の血をしっかり受け継いでいるようで、徐々に競馬が上手くなり、そして能力も高まってきていると思います。
そして、これからももっと強くなるような気がしています。

グリーンチャンネルの『栄光の名馬たち』のトロットスターの回を録画し、何度か見ていますが、クオンにも徐々にお父さんの闘志が表に出てきているような感じですね。

僕は芝のレースでクオンの活躍を見たいと思っていましたが、『帝王賞』は考えていませんでしたが、面白そうですね。

このまま強くなり続けて、GⅠ奪取。父の血を後世へ残す仕事まで出来れば・・・一応そこまで夢を見ています(笑)

投稿: まひろ | 2008年2月22日 (金) 21時04分

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