ベルロード4着
日曜日は朝から仕事だったので、パドックや馬体重のことは知らなかったのですが・・・ローレルベルロードはかなりの確率で勝つだろうと思っていたのですがねぇ。。。馬券を買うとこういう敗戦(複勝圏外の4着)がショックなんですよね。。。
ローレルベルロード
27日(日)京都3R 3歳未勝利(混)芝2200㍍
安藤勝己56.0㌔
メンバーに恵まれたこの1戦。印もぐりぐりについて期待の高まるレースでした。お恥ずかしい話なのですが、土曜日の京都9RムーニーバレーCRに出走していたらローレルベルロードが勝っちゃうんじゃないか?と、思ったりして勝手に舞い上がっておりました。
馬体重は468㌔のマイナス20㌔での出走。前走は余裕残しの馬体でしたが、今回は正直、絞り過ぎの感じがしました。パドックの映像もかなり入れ込んでクビを上下に動かしたり、パドックの周回コースを乱して周っていたりするところが映し出されており、気性面の心配の方が大きかったですかね。歩様はそれ程気にならなかったので、ソエや追い切りのオーバーワークの影響もたいしたことも無かったのでしょう。
パドック解説は夕刊フジの水谷圭助さん。『かなり(馬体重が)減りましたが、馬体の張りなんかは悪くないですし、気配としてはマズマズですね』とコメントしていました。あまり良い評価ではないですね。
そして、水谷さんのパドック推奨馬は⑬クレバーモーリン、③ローレルベルロード、⑩ヒカルカザブエ、⑨コスモテンロウ の4頭。人気に反してベルロードは2番目に挙げられました。。。でも、今日のパドックから見ると『圧倒的』っていう感じはありませんね。
その後のローレルベルロードについてコメントでは『ちょっと細いかなという感じもしなくはないんで、ちょっと減りすぎかなという感じもしますが・・・センスの良い走りをしますし、今回は人気も背負っているので正攻法の競馬をすると思います』とのコメント。
本馬場入場のときの返し馬も入れ込んだ感じの仕草を時折見せており、心配は解消されませんでした。安藤勝己騎手が一生懸命になだめているシーンが印象的でした。
レース直前に②マンボパートナーが放馬。マンボパートナーとの組み合わせの馬券も買っていたのでちょっと心配しました。その間もスタート地点で輪乗りをしているローレルベルロードが映し出されていたのでちょっとお得な気分だったかも。。。
レースになると・・・今回も好スタート。スタートのセンスはいいみたいですね。そのまま先頭に立とうかというところで⑬が猛然とダッシュ。⑬クレバーモーリンにハナを譲る形となりました。ハナを譲ったところで2番手で落ち着くかと思われたのですが、このペースを乱したのが⑫ウイニングコウイチ。ローレルベルロードの内側から絡んできて強引に抜き返しにきました。そして、その後にも外側から④マンテンパレードがベルロードを挟み込むように被せてきました。。。調教でも格上馬であるジェットバニヤンにスタートからくっついて走ってしまう気性ですから、仕掛けてきた相手全てに反応して一緒にスパートして脚を使ってしまうんですよね。。。
安藤勝騎手は正攻法の競馬で坂の下りからスパート。直線入り口で早速先頭に立ちましたが、あまり脚色が良くない。。。内回りコースを横切った時点で既に⑩ヒカルカザブエの勢いに負けているように見えました。
⑩ヒカルカザブエに交わされる時に一度頑張って食い下がりましたが、差し返す余力は残っておらず、その後は②マンボパートナーと⑨コスモテンロウにも交わされ4着でゴール。
勝ち時計は2分17秒1。ローレルベルロードは0秒7離された2分17秒8でゴール。。。ぐちゃぐちゃのレースで何度も絡まれたレースではありましたが、少し負け過ぎの感じですね。
ハロンタイムは以下の通り
12.7-10.7-12.4-13.4-13.6-13.7-13.7-12.4-11.6-11.5-11.4
坂の下りからペースは上がりましたが、前に行く馬にとってそれほど苦しいペースではないんですよね。。。
調整も十分でなかった点や予想以上の馬体重減。それから向かなかった展開を考慮すればよく頑張ったレースだと思いますし、悲観することもないのですが・・・『秋は菊花賞へ』と言うにはまだ早かったか。。。もちろん、大きな夢を持って楽しまなければこの趣味もやっていけませんからね。
評価できる部分とガッカリした部分と交錯して結構複雑な気分でした。
安藤勝己騎手のコメント『入れ替わりたち替わり来られてしまったから…。今日の流れなら、もう少し後ろからの方がよかったかな。それに、調教では大丈夫なんだけど、前
向き過ぎることろがあるから、今の感じならもう少し距離を短くした方がいいかもね』
聞いたところによると、レースから戻ってきた安藤勝騎手はかなり凹んでいたとのこと。ぐちゃぐちゃのレース展開でしたがこのレースにかける想いが強かったのでしょう。そして、今後もローレルベルロードを手放したくない意思があるようです。。。これは非常に嬉しかったです。
一流の騎手が『この馬には素質がある』と認められているようなものですから、どんなコメントよりも嬉しいですね。でも、まだまだ成長途上ですから、ローレルベルロードが安藤勝騎手の期待に応えられるのはもう少し先になるかもしれませんがね。。。
それから、心配されたローレルベルロードの脚元ですが、ソエも追い切り後の影響も心配ないとのこと(月曜日の時点)
少し、休養も?と、個人的には思っていたのですが、続戦のようです。中2週で京都最終週が有力でしょうか?(中1週で2400㍍もありますが、やっぱり大事に使って欲しいので中2週でお願いしたいですね)
しかし、中2週だと東京でGⅠレースがあります。間違いなく安藤勝騎手は東京でしょうから鮫島先生がどのような判断をされるかどうか・・・注目です。
アンカツ騎手に合わせて東京遠征。そして東京芝2000㍍も面白いかもしれませんね。この週は東京で芝1800㍍と前記のレース。京都では芝2200㍍と芝1800㍍。新潟でも芝1800㍍と芝2000㍍があります。スタートもいい馬ですから1800㍍でも対応できるでしょう。
騎手に合わせるか関西に留まるか、それとも層の薄くなりそうな新潟で手堅く行くか・・・選択幅は増えますので、次走を楽しみ待ちますかね。。。
何か、レース回顧を書いているうちに凹んだ気分も徐々に晴れてきました。次は・・・何とか頼みますよ!!
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コメント
ベルロードの前走は残念でした。でも、ソエも脚元も大丈夫だという事なのでよかったです。故障してリタイアという状況が最悪ですから。
ひょっとしたらコメントしたかもしれないですけど、ベルロードの初出走(2000m)を見たあと、もう少し距離が短い方が(16~1800mくらい)いいんじゃないかと思ったんです。ただ、血統的にトップロードですからね。
ただ、次走は2400mみたいですね。個人的には「うーん」という感じですが、やっぱベルロードには長距離が向いているという判断なんでしょうね。
次こそはです。また、応援させてもらいます。
投稿: くにくん「 | 2008年4月29日 (火) 15時29分
府中で見てましたが、-20キロにはさすがにビビリました
スタートは上手だし、スパートかけた時は勝ったと思ったんですけどね…。
かなりイレこんでたし、それも響いたかな。
残念でしたが、次こそ!
次走、鞍上と東上が個人的には嬉しいんですが、でも体重戻さなきゃとも思うので悩ましい所ですね
投稿: 海莉 | 2008年4月29日 (火) 17時02分
>“くにくん”さん
まずは無事でよかったと思います。
本当に、故障する要素はいろいろとありましたからね。。。
スタートがいいので距離短縮でもいけると思いますが、マイルになるとメンバー構成もガラッと変わりますし、もっとテンの速い馬がいっぱいいますから、1800㍍くらいまでと考えています。
ここら辺の条件であれば、どの距離にしても何とかなると思いますが展開ひとつですね。ベルロードに運が向いてくれればいいですけど。。。
投稿: まひろ | 2008年4月30日 (水) 10時09分
>海莉さん
マイナス20㌔。。。ちょっとお腹のラインを見るとギリギリの状態だったように見えます。
気性がまだまだ子どものようで・・・競りかけられた馬を全部相手にしてしまうので最後まで持ちませんよね。。。
次走はどこになるでしょうか?僕の希望は次走ひとつ勝ってゆとりのある状態で中京。。。こうだと応援に行きやすいなぁ。。。
投稿: まひろ | 2008年4月30日 (水) 10時14分