殿負け王!ウェルシュ!!
表題は別に嫌味じゃないですよ。個性的で面白い馬だなぁ~と、思って。。。
まひろファミリーとしてはマサカーネ以来、ローレルウェルシュ自身も安芸S以来3ヵ月半の出走。いろいろと条件は良くないですがどんなレースをしてくれるのか非常に楽しみでした。馬券はほどほどに。。。愛馬に賭けるいつもの金額の4分の1くらいに抑えての応援です。そのくらいに抑えても的中すればいつも以上のお金が戻ってきますからね。
馬体重は12㌔増の492㌔での出走となりました。以前に494㌔で勝った事もあるし、そんなに太くも見えませんでしたね。まぁ多少丸みがあるかなぁ~って感じですが毛艶も良さそうですし、歩様も滑らかで好感が持てる状態に映りました。相変らず頭の低いフォームで周回していましたね。気合乗りの方は・・・いつもボーっとしている馬なので、入れ込むことは無いのですがレースということは理解しているようでそんなに悪くないのでは?という感じですかね。。。
共同通信の永井晴二さんからは『まぁ先行したいところでしょうね。。。入れ込んでいないからいいですよね・・・』というコメントを貰いましたが、声が小さい。。。10回くらいリピートして聞き直しましたよ~。でも、どうなんでしょう・・・このコメント。。。なんか投げ遣りな感じ。
永井さんのパドック推奨馬は⑮オネストジョン⑪フィールドオアシス⑩ミスターモナルコス①ヘイローフジの4頭。③ローレルウェルシュは当然のように入りませんでした。
本馬場入場時もなかなか気合を感じる入場。。。ちょっといいんじゃないの?という感じでした。
前評判では⑤スーサンライダーのスタートダッシュが速いのではないか?と言うことでローレルウェルシュはハナを奪えないかも・・・という感じもありましたが・・・
スタートは五分。⑮オネストジョンがダッシュ一番飛び出したかと思いましたがローレルウェルシュはセカンドダッシュが半端なく速い。スタート20㍍で一気にハナを奪いました。テン争いのライバルと考えられていた⑤スーサンライダーも2番手に従えて、堂々と前半の主役を務めました。
その後も先頭を譲ること無く4コーナーまで。。。走りもスムーズでしたね。
4コーナー出口で手応えが怪しくなり、直線では既に後続に飲み込まれてしまいました。そこからはいつものようにズルズルと後退。。。ダントツの最下位でゴールしました。
勝ったのは7番人気の⑧ダイショウジェット。タイムは1分24秒2・・・なかなか速い時計でした。ウェルシュは3秒2も離された1分27秒4の16位。上がり3Fが40.3ですからね。。。ちょっとバテ過ぎ。
さて、結果だけ見ればブービーからも1秒6離されているダントツ最下位ですが、非常に将来に期待を抱かせるレースだったと思います。
まずはこのレースのハロンタイムを他のいろいろなレースと比較してみようと思います。
太秦S(D1400良)のハロンタイム
12.0-10.9-11.9-12.3-12.5-12.3-12.3
エニフS(D1400良)
11.9-10.7-11.5-11.9-12.4-12.1-13.0
キーンランドC(芝1200良)
12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7
スプリンターズS(芝1200良)
11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5
セプテンバーS(芝1200稍)
12.0-10.4-10.8-11.0-12.0-12.0
セントウルS(芝1200良)
12.2-10.6-10.7-10.7-11.3-11.8
ウェルシュが走った京都ダート1400はスタートから170㍍ほど芝が続くので、スタートが芝の短距離レースのハロンタイムを集めてみました。。。
芝のグレードレースと比較してもテンの1Fは十分通用する時計。叩き良化方のウェルシュであれば今後更に速い時計でも対応可能なのかなぁ~と思います。(ちょっと甘い分析でスイマセン)
以前、勝ったスタートが砂のレースや安芸Sでは更に速いテン2Fの時計でぶっちぎっていますので、芝でも十分にやれると思います。
今日のレースで何よりも良かったことはテンを譲らないという闘志が消えていなかったこと。この闘志が消えない限りはまだまだ楽しませてくれそうです。
参考資料
安芸S(D1200スタート砂)
12.1-10.5-11.5-11.8-12.3-12.7
500万下(D1000スタート砂重)
12.0-10.3-11.4-11.8-12.2
今日も距離としては1000㍍のところでガス欠。時計としては1分ジャストでガス欠。。。
この馬に関しては距離が持たないというよりも、息が持たないといった感じもするんですよね。。。つまり、少しでも短い時間で終わるレースがいいのかなと・・・1200㍍レースでも芝とダートでは2秒から3秒の違いが出てきます。ダートに使って1分10秒~12秒我慢させるよりも芝に使って1分8秒~9秒で全力を出させ、3秒でも時計を短縮させた方がウェルシュに合うのかなぁ~なんて正直感じます。
野元騎手のコメント『ハナ争いでスーサンライダーにはかなわないと思っていたけど、芝のスピードの乗りが良くてそれ程無理せず行けましたが、絞り切れていなかった分、4コーナーでは苦しがっていましたね。でも以前より歩様は良くなっているし使って良くなるタイプだから、この体調をキープして絞れてくれれば勝負できると思う』
藤原助手のコメント『除外狙いでの登録で入ってしまったから、調整が足りなかったのは確か。この馬には1400は長いので、今週は普段やらないCWで追い切ってみたんだけどね。4週目の1200に使いたいけど、うまくクジ運が味方してくれるかだね』
水曜日のメルサより
レース後変わりありません。来週日曜の京都競馬10R・桂川ステークス・3歳以上1600万下(混合)芝1200mに除外狙いで登録し、11/2京都競馬10R・西陣ステークス(混合)ダート1200mを目標に調整を進めます。
・・・まずは故障等無くて安心しました。良化途上でこのレースならまずまずでしょうか?
芝1200を除外狙いで突っ込んでD1200が本命のようですが、芝1200㍍の桂川Sに入っちゃっても面白いかな?と思っております。追い不足になることは少々心配ですけど。。。
いずれにしても次走は結構楽しみです!
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