デビュー戦は11着
ちょっと遅くなってしまいましたがインペリオーソの前走を振り返ります。
インペリオーソ
31日(日)東京2R 3歳未勝利(混)・D1400㍍
小林慎一郎56.0㌔
初出走馬だらけの未勝利戦。。。デビューまでいろいろとあってやっとのことで辿り着いたデビュー戦。インペリオーソがどんなレースをしてくれるのか・・・非常に楽しみにしていました。そして、もうひとつ楽しみなのが馬体重。。。是非ともインパクトのある馬体重での出走を期待したいところ。。。
馬体重は562㌔・・・でかいけど、もうひと超え欲しかったかな。それでもかなりでかい馬です。
パドックに登場したインペリオーソは、三重ホースで見た雰囲気とガラリと変わってキビキビしていましたね。パドック解説の吉岡哲哉さん(競馬ブック)は『うーん、、、まぁさすがに全てがデカいという感じで、けれどもやはり太目が残っていますね。ノソッとした感じの馬ですし、叩いてからでしょう。』と、ぼんやりしている雰囲気をアピールしていましたが、三重ホースの時に比べたら本当にキリッとしていました。でも、マイペースといえばマイペース。落ち着いた感じは見えました。
小林慎騎手が跨った後も『我関せず』という感じで、カッとすることも無く相変わらずの落ち着いたインペリオーソでした。
東京競馬場は地下馬道も映してくれるんですね。。。でも、インペリオーソは⑯で最後の方。。。カメラは⑬エリモシードまで映し続けてくれましたが、⑯インペリオーソまでは我慢してくれませんでした。
吉岡さんのパドック推奨馬は⑬エリモシード①タカラサンデー⑧ノボジュピター⑨ディーエスバリュー⑦オシャベリコパ⑮ストロングネオの6頭。吉岡さんが見ても一般の方が見ても経験馬が上位。インペリオーソはお呼びでないようです。。。
返し馬では力強いフォームでダートコースを滑らかに走っていました。競馬場を走っているインペリオーソの姿に感動。。。まだレースではないのに僕の気持ちはかなり熱くなっていました。
レースは⑩パワーポテンシャルが馬場入場後に馬体に故障発生ということで、15頭でのレースに。
ゲートは順番通り。インペリオーソが16番ゲートにしっかり収まって無事にゲートを出られるかどうか・・・レース前の注目ポイントです。
スタートは無事にゲートを出ることができました。それも、互角に。。。しかし、一瞬にしておっとりした温室育ちの性格が出てしまい、ずるずると後退。後方から4頭目あたりでレースをすることになってしまいました。
400㍍を走ったところでいきなりインペリオーソがスピードを上げて先頭との差を縮めに向かいました。しかし、その脚も一瞬だけ・・・そこからは必死についていこうとするもののそれが精一杯。なかなか前との差を詰められません。
直線ではほとんど画面に登場しなかったので様子が分かりにくかったのですが、後日のパトロールビデオを見ると追い出しているときに一瞬④クレバーサクラオーに前を横切られて少し邪魔になっていましたね。これが無くても順位は変わっていないと思いますが、もう少し時計を詰められたのではないでしょうか。。。
勝ったのは⑬エリモシード。勝ち時計は1分24秒5でした。インペリオーソは3秒8遅れた1分28秒3の11着でゴール。上がり3Fも39.4秒とかかってしまいました。
レースのハロンタイム
12.5-11.1-11.9-12.4-12.2-11.8-12.6
これだけ離されたレースですので、ハロンタイムを見てどうこうってことは無いんですが、デビューして、レース後も無事だったということで良しとしましょう。
レースは僅かですが前を追いかける脚を見せることができたということで、希望が持てました。大型馬ですし、叩いた効果は大きいと思いますので、レースを経験していく度にぐんぐん良くなっていくことでしょう。
次走はどんな条件で使ってくれるのかなぁ~。。。
小林慎騎手のコメント『ゲートはすんなり出てくれましたが、出てからのダッシュがいまひとつでしたね。しかし、勢いがついてからは良い脚で上がっていけました。終いは息切れしてしまい余力がなかったのですが、大型馬だけに使っての上積みは大きいと思います』
矢作調教師のコメント『ひとまずゲートをしっかり出てくれたので、良しとしましょう。まだ追い足りなかったので終いは一杯になってしまいましたが、使いつつ良くなってくれると思います』
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