期待通りのオオモノか?・・・甘い?(153戦目)
スイマセン。。。花粉症きついですわ。ひと寝入りしてからの投稿となりましたので遅くなりました。
ローレルクラシック
7日(日)中京6R3歳新馬・芝1800㍍
北村友一56.0㌔
今日は、ローレルクラシックのレースを振り返ろうと思います。
デビュー戦の馬体重は474㌔。推定どおりの馬体重です。パドック映像を見ると栗毛が日光でピカピカ光り、見栄えはしますが、もうひと絞り欲しい感じもしました。でも、デビュー戦だからこんな感じですかね?落ち着きはあり、子どもっぽさはここからは見られませんでした。それから・・・シャドーロールをしているんですね。。。それほど問題にはしていませんが、ローレルクラシックのトレードマークが『黒いシャドーロール』に定着するような活躍を期待せずにはいられません。このレースのパドック解説は1馬の武井友彦さんクラシック評は『胴長で非常にいい馬体ですね。もう少し気合乗りが欲しいですが、初戦としてはこんなもんかなぁ~という感じです』ということで、高評価。パドック推奨馬も⑨アジェンダ、⑫サクラヴィヴィアン、⑧ローレルクラシック、①サイエンティスト、④フェアリーレイと3番手に挙げてくれました。
レースはスタートは出は悪くなかったものの、二の脚がつかず“ノソッ”とした感じ。隣枠の⑨アジェンダが好スタート。いきなり前をカットされた感じに見えました。しかし、火曜日にパトロールビデオを見ましたが、⑨アジェンダのカットよりも先にローレルクラシックが左に撚れた感じ。ローレルクラシックのせいで⑦モリナリが不利を受けた感じ。馬は敏感な動物なんで、ローレルクラシックの内撚れは⑨アジェンダのカットに過敏に反応したものか・・・ということで、いろいろあって行き脚つかず。中団を進むことに。
そして問題の1コーナー。。。スタートで後手を踏んだ⑧ローレルクラシックのすぐ前の内に②コパノハニヤマヒメ、外に⑪テルミーホワイの2頭。外を走っていた⑪テルミーホワイがコーナーに入ったところで内に斜行。⑧ローレルクラシックは過敏に反応し、内へ斜行。⑪テルミーホワイに接触する前に内を走る②コパノハニヤマヒメと2度ほど身体がぶつかり合う事態に。そして、更に内に斜行を続ける⑪テルミーホワイに進路を妨げられる形になり⑧ローレルクラシックがクビを上げてブレーキする一コマも。。。
ここで前に付けたいと思っていた矢先の不利で、先頭から大きく水をあけられた9番手で2コーナーを通過。先行勢のペースは落ち着き、1F12秒4~12秒6のゆったりした流れでレースが進み、もはやこの位置に居ては優勝は苦しい状態。。。
向正面では落ち着いた追走。やや差を詰めるも捲ったりスパートをかけたりといった感じではなく、ポジションは変わらず。
3コーナー手前で前に居る馬を捌くように一旦外に持ち出して勝負に出ようとします。。。北村友騎手もローレルクラシックの素質に惚れ込んでおり、調教でも何度か跨っていることもあり、『まだ勝てる!』と、馬を信頼しての勝負だったのでしょう。。。そのまま外をブン回すのではなく、内へ切れ込み馬群を捌いて前に出る作戦を取りました。能力のあるクラシックは前に9頭もいる馬群に突っ込みながらも我慢しながら追走。しかし思った以上に馬群がバラけずにポジションアップできず。。。
直線入り口では1つポジションを上げた8番手。先行集団はコーナーもスムーズに回り差が広がった感じ。
前を行く人気の⑨アジェンダと⑫サクラヴィヴィアンは道中も楽をさせてもらっていたこともあり、バテる気配もなくスイスイと逃げ込みを図ります。
前を行った馬がそのまま残る展開でありながらじわじわと末脚を伸ばし⑩ディープドリームと⑦モリナリを交わした6着でゴール。。。
勝ったのはスタート直後から先頭に立った⑨アジェンダの逃げ切り。勝ち時計は1分50秒2。ローレルクラシックは勝ち馬から0.6秒離された1分50秒9でした。
ただし上がり3Fは⑧ローレルアクシスがメンバー中最高の35.9秒。。。よく頑張ったと思います。
このレースのハロンタイム
12.6-11.6-12.6-12.6-12.4-12.4-12.1-11.8-12.1
・・・道中もスピードが上がらず、先行有利ですね。。。前半に2回もごちゃつき後方からとなったローレルクラシックにとってはきつい展開。それでも、最速の上がりで粘ったところは素質の片鱗を感じます。。。
2度のごちゃつき。。。最初の内撚れはレース慣れしていないだけが原因なのか?それとも、撚れ癖があるのか?左回りは危険なのか?
そして、1コーナーの接触。。。外の⑪テルミーホワイが先に斜行したが、過敏に反応しすぎていないだろうか?怖がりなのか?それともやはり左に撚れる癖があるのか?
ちょっと心配なところも感じます。
ただ、向正面以降は真っ直ぐ走っていましたし、馬群に飛び込んでもしっかり我慢できていたので、上記の心配も杞憂に終わるかもしれないですけどね。。。でも、次走は左回りよりも右回りで走って欲しいです。
接触もあったので、上がりの状態も心配ですが、無事であれば中1週で2月21日(日)京都5R芝2000㍍未勝利戦なんてどうでしょう?北村友一騎手にそれほど不満は感じていませんが、次走が京都か阪神であれば実績上位の騎手に乗り替わりになるかな?
北村(友)騎手のコメント『1~2コーナーで外から寄られて、ポジションを下げなくてはならなくなってしまったのが痛かったです。あの辺がスムーズなら結果はもっと違っていたはずです。でも脚を使えそうな感じの割には追われて頭を上げてしまうあたり、まだ手先が重たい影響があるのだと思います。素質はありますから、1回使った次は良くなってくると思います』
飯田(雄)師のコメント『「まだ子供っぽいですが、道中は集中して走ることができたようですし、とりあえずあのゴチャゴチャしたところを抜けてこれましたからね。次はもっと良くなるでしょう』
力は十分測れた一戦でした。次は個人的には楽しみなんだけどな。。。直線はじわじわと長くいい脚を使えるタイプみたいですね。更に長い距離でもいいかも。。。菊花賞に間に合え!!
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コメント
まひろさん。
クラシック。今回は残念でしたね。
でも私はあんまりへこんでないんですよー。
私も長距離がいいと思ってます。
飯田調教師の育成も合ってそうなので、いずれ距離伸ばしたとき、期待したいですね。
投稿: マイントピア | 2010年2月11日 (木) 04時27分
>マイントピアさん
僕も、凹んでおりません。
左まわりはちょっと心配ですけど。。。
飯田先生についても僕も気に入っております。飯田先生に初重賞をクラシックがプレゼントしてくれると信じております!!
投稿: まひろ | 2010年2月11日 (木) 06時52分