大人の階段登らないと(158戦目)
とりあえず、今日でまた大きな仕事の山を越えました。ということで、あの日から1週間が経とうとしていますが、ローレルクラシックのレースを振り返ろうと思います。
ローレルクラシック
20日(土)中京5R3歳未勝利・芝2000㍍
北村友一56.0㌔
今日は朝からフリー。中京1Rに僕がよくおじゃましている“たまさん”(面識もありませんし、ネット上でもコメントを交わしたことがないですけど)の出資しているユニオンのビクトリアクロスが出走するということで、1Rから競馬を楽しもうと朝早くから家を出たのですが・・・東名高速道路はまさかの大渋滞。。。中京競馬場最寄の豊明ICまでに3度の事故現場を見てしまったので、渋滞するのも当然か・・・ということで、1Rに間に合うかどうかの問題ではなく、ローレルクラシックの口取り受付に間に合うかどうかの戦いとなってしまいました。ローレルクラシックのデビュー戦は16名の会員さんが口取り希望。抽選となりました。。。今回も抽選の可能性を感じておりましたので、この口取り受付時間(発走時間の1時間前)に間に合わないことは不戦敗となる可能性も。。。何とか駐車場に到着。駐車場から集合場所までもダッシュで行きました。。。本当に集合時間ギリギリに到着。予定到着時間より1時間15分遅れての現地入り。。。高速道路もあてになりませんなぁ~。。。集合場所では出席確認。今日の口取り希望者はちょうど10名。無抽選で口取り権利獲得!!せっかくなんで、今日の10名できっちりと口取り写真に収まりたいですね。とりあえず、ここで出席をとった後、解散になったのですが、ダメですねぇ~渋滞の焦りとダッシュの疲労で判断力がかなり鈍っておりました。。。ローレルクラシックのレースだけのことを考えれば時間的には余裕があるはずなのに、“馬券購入締め切り直前”の雰囲気を自分の中で作り上げてしまい、ローレルクラシックの『単勝』『複勝』『頑張れ馬券』を大量マーク記入。。。それぞれいっぱい買ってしまいました。。。
そして、馬券購入後パドックへ。。。そこに登場したローレルクラシック。。。
この日は天気もよく春の日差しがパドックを包みます。ローレルクラシックの金色の馬体もキラキラと輝いておりました。黒いシャドーロールもお洒落なイケメンホース。体重もマイナス6㌔の468㌔ということで、幾分引き締まった感じ。歩様も力強いし、胴長、脚長。。。サラブレッドらしいサラブレッド!いい馬です!!ここまでは『こりゃ口取りあるかも!!』と、ワクワクしたのですが、ここからそのイメージが徐々に揺らぎ始めてきました。。。こんなに格好いい馬なのに何か変。。。写真が撮り辛いのです。僕の写真のウデのせい?そうではありません。。。ローレルクラシックがパドックの内々にドンドン切れ込んでいく。。。前の馬の陰になって全然顔が見えない。つまり、厩務員さんに甘えまくり。。。そして、顔が見えてもうまく写真が撮れない。。。フラフラ蛇行をしているし、顔もクルクルと、いろいろなところを見ていて、視点が定まらない。。。つまり物見をしているということ。まったくもって集中力がなく、レースをする準備ができていない。。。そんな状態でレースに出て勝てるようなメンバー構成ではなかったし、他のライバルたちは比較的で気が良く、この時点で『これは絶対勝てないな・・・』と確信。つい5分前に大量購入した馬券を思い出しかなり後悔しました。。。何となく、前走よりも甘えが激しい感じ。。。掲示板も怪しいと思いました。
家に帰って見たグリーンチャンネルのパドック解説では『まだちょっと甘える様なところはあるんですけどね。なかなか馬体に伸びがありますし、少し柔らか味もあっていい馬ですね。』ということで、似たような感想。。。それでもパドック推奨馬は③アカシックレコード、②マイネルグート、⑦ローレルクラシック、⑱オメガキングコング、⑫サトノサウザーということで、3番手に挙げられました。馬体と歩様を見れば“かなりのオオモノ”感もあるのですが、あの馬体で、1番手に挙げられないのはやはり子どもっぽさが激し過ぎる証拠か・・・
本馬場入場時もスンナリ。。。ではなく、北村友騎手に遊んで貰おうとクビを振ったり、軽く尻っぱねをしたり、、、レースに向かう気合が空回りの雰囲気ではなく、明らかに集中していない感じのアクション。。。心配は更に募ります。。。(この時点で馬券購入を迷えば大火傷せずに済んだ。。。)
レースはまさかの好スタート。ローレルクラシックは将来を睨んで、能力のみでレースをするのではなく、調教から馬を前に置いて、道中は我慢させ、騎手のGOサインで差し脚を伸ばし、前の馬を交わす訓練を続けているので、ここで無理をして、先頭に立つことはしません。(今までの努力が全部無になってしまいますから)
しかし、北村友騎手も無理に抑えることをせず、馬任せに流して、1周目のゴール板を通過。5番手で1コーナーに差し掛かります。レースは18頭が一団となり淡々と進んでいきます。ペースもそれほど上がらないので、前残りの予感。。。ローレルクラシックも最低でもこの位置を確保して3コーナーに差し掛かってもらいたいところだったのですが。。。ローレルクラシックが走っていた内ラチから3頭分くらいの位置は馬場が相当悪いのか、もの凄い芝と砂を巻き上げて走っておりましたし、クラシック自身も何となく脚元を気にしながら走っている感じ。。。向正面でもうまくスピードに乗れず、スタート直後から先頭を走っている⑬タイキエイワンから離される感じ。外から襲い掛かる⑭キチロクアナンにも交わされ、ズルズルと後退するような気配も。。。しかし、3コーナーから4コーナーにかけて何とか盛り返し6番手をキープ。最終コーナーではスパートをかけたいタイミングで前がやや詰まった感じも。。。そして、馬場が一番悪い部分を回り続けたツケもあったか、思ったほどスピードに乗れません。。。直線では後続を抑え一足先に5番手で抜け出しました。前は悠々と⑬タイキエイワンが逃げ切り体勢。2番手にはこれまた終始2番手に付けた⑱オメガキングコングに猛追する人気の③アカシックレコードの争い。ローレルクラシックは粘って掲示板を確保できるかどうかの戦い。。。1着はそのまま⑬タイキエイワン。勝ち時計は2分3秒4でした。ローレルクラシックは⑩スゴイの追撃を何とか振り切って2分4秒4で何とか5着に滑り込み、賞金と次走優先権を確保。。。
あのパドックの様子でこの仕事は、正直嬉しかったです。
集合場所に戻りレクチャーを聴きましたが、『幼さが出た』、『まだまだ子どもっぽい』、『広い馬場の方が良さそう』、『除外続きで調整が難しかった』、『優先出走権が取れて、次はしっかり調整したい』など、聞いてて“そんな感じだろうなぁぁ~”といった予想の範囲内のコメントくらいしか聞けなかったなぁ~。。。
とりあえず、今後も在厩のまま続戦ということで、期待されていますねぇ~。。。イクタさんで会いたい気もちょっと沸いてきましたけど。。。
文の最初の方にもちょこっと登場させた“たまさん”ですけど、週明けにブログを見ると・・・現地にいらしていたみたいですね。。。是非ご挨拶したかった・・・焦りと疲れでフラフラでどんな風貌の方がいらっしゃったか殆ど覚えておりません。。。またの機会があれば・・・
北村友一騎手のコメント『一度使って大分素軽くなって来ました。スタートも良かったから、あの位置から流れに乗れました。ただ気性的に若いので、色々周りを気にしていますね。競馬を使いながらその辺が変わってくれたら良いと思います。』
このレースのハロンタイム
12.2-11.7-12.3-13.5-13.5-12.9-12.1-11.6-11.7-11.9
途中で一息入りましたからね。。。やはり前残りレース。ローレルクラシックもその恩恵を受けたといえるかもしれません。
上がり3Fは35.6秒。馬場の悪いところをまわされ続けたことを考えれば、上出来だと思っております。
この5着。。。
『協和はダメだ!』なんてコメントもあるところでは聞こえますが、このパドック、あのレースでのこの順位は悪くないと思いますよ。。。子どもっぽさが抜けるまでは歯痒いレースが続くかもしれませんが、かなりいい競走馬に成長してくれる可能性も十分秘めております。もう少し待ちましょう!!
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コメント
馬体は良く大物感ありますよね、ただ瞬発力に欠ける
ように感じました
緩みのないペースかダートか、いずれにしてもとりあえず
1勝して欲しい。
次は阪神かな?
投稿: ヤマト | 2010年3月27日 (土) 11時08分
>ヤマトさん
雰囲気はいいものを持っていますよ。瞬発力は。。。終始馬場の悪いところを走っていたので、今回の結果のみではいえないと思いますけど、緒戦のレースと総合して、それほどズブいとも思わないですけど、どうなんでしょうね?
遊びながら走ってこれならマズマズかな?
遊びながら走っても勝てちゃうくらいの大物であって欲しかったですけど。
投稿: まひろ | 2010年3月28日 (日) 21時41分