砂を被らず行こう!(160戦目)
今日はローレルイグザルトが阪神競馬場に登場・・・午前中は仕事があったのでVTR観戦となったのですが、ここでトラブル発生。。。3日くらい前にラグビーのビデオ編集をしたときに、HDD録画機のダックパネルを少しいじったんですよね。そうしたら、スカパーチューナーからきている音声ケーブルがHDD録画機に差さっておらず(単純に差し忘れ)ローレルイグザルトのレースは映像は残せたものの無声映画状態。。。レース実況だけは夜中にやっていた『今日のレースリプレイ』でアフレコしましたが、パドックがね。。。何方か阪神2Rを録画された方ご一報ください。
ローレルイグザルト
10日(土)阪神2R3歳未勝利(混)D1200㍍
△松山弘平54.0㌔
さて、待望のダート短距離に登場。ちょっと期待しているんですけど、予想以上の人気。。。朝の時点では一時4番人気と、“危険な人気馬”要素を醸し出していたローレルイグザルト。今日はマイナス6㌔の466キロでの出走となりました。無声映画なのでパドック解説の中日スポーツ武田和則さんがイグザルトに対して何を言ったかは分かりませんが、僕が見た感じでは馬体は以前よりも締ってきており、フレンチデピュティ産駒らしい立派な馬体に。。。馬体重よりも大きく見せる雰囲気は好感が持てます。しかし、踏み込みは浅いですね。少し厩務員さんを頼って、集中力の無い雰囲気も見受けられますが、(後ほどのコメントでもあったように)パドックから体の硬さが少し見られ歩様はそれほど良くなかったように思われます。武田さんのパドック推奨馬は⑧エーシンハダル(断トツの一番人気)⑤アスタータイクーン⑨フリークムーン⑪アクティビュティ⑩サンレイラヴの5頭でした。ローレルイグザルトはなかなかの好馬体もお呼びがかからず。。。
本馬場入場時の映像ではゆっくり歩いているところしか見られませんでしたので、あまり様子が分からず。。。レースの時間となります。
ゲート入り直前も輪乗りしているところが映ったんですが、クビが高い歩き方(グリーンファーム甲南に行った時も思いましたけど)が非常に気になります。今回は集中力持続のために青いチークピーシーズを着用しての出走となりましたが、シャドーロールも併せてくっつけた方がいいような感じもする歩き方。。。まぁ、僕のような素人考えではなく、厩舎スタッフの方はいろいろと見てくれている思いますけど。。。
注目のスタートはやや体重が後ろに残ったような反動を使って飛び出したようなスタート。やや後手を踏みます。そこから松山騎手がぐいぐい押すんですが・・・それに鋭く反応しガンガンスピードに乗り簡単に2番手に。。。この辺の能力はかなりのものだと期待できます。
2番手に上がった後は④タイセイグリッターを内側に置きいいポジション取りで追走しておりましたが、走っているフォームがやや変わりましたね。前よりも多少クビを使って良くなっていると思います。
道中もところどころ手前を替えるのか一瞬足のリズムが崩れるシーンが多いように思いますが、がなって2番手をキープしながら3コーナーへ。残り800㍍あたりで外から⑬アラビアータと⑧エーシンハダルに並ばれますが、気合とコーナーワークでもう一度2頭の前に競り出して2番手のまま直線入り口へ。(ここまでは合格点)
直線に入り先頭を走っていた④タイセイグリッターが少し外に膨らみローレルイグザルトに被り気味になり、外からは完全に脚色が違う⑧エーシンハダルが被さってきて少し前がとじぎみになる状態(全然不利になるような状態ではありませんが、砂は被っただろうなって感じ)、直線に入り早々に3番手に。。。ここですでに顔を少し上げ、惰性での追走。あとは、それなりに走っていたけど、徐々に後退。。。勝ったのは⑧エーシンハダル。1分13秒6の時計。ローレルイグザルトは1秒5遅れての1分15秒1の10着でした。。。
このレースのハロンタイム。
12.6-11.1-11.9-12.5-12.4-13.1
後半に少しペースが落ちましたが、前半はなかなかのハイペース。イグザルトはスタートでやや出負けをしながらもついて行ったので、ちょっと辛かったでしょうね。。。
直線では伸びず上がり3Fの時計が39.4秒。スタミナ切れではないかなと勝手に思っているのですが、クビが上がってフォームの問題なのか?集中力の問題なのか?それとも行く気持ちはあるけど、砂を被って行き切れないのか?(この辺のニュアンスは難しいですけど)
まぁ、それでも行かなきゃいかんのですけどね。
正直、10着は残念ですけど、大きく負けてないし、直線の件が無ければもう少し良かったでしょう。。。
松山騎手のコメント『今日は積極的に行こうと思っていたので出して行きました。結構良いところで進められたと思っていたのですが、交わされたら頭を上げて止めてしまっています。もう少し直線まで突かれる展開になってくれたら粘れていたんですけれど……。やっぱり距離は千二~千四くらいで前々でのレースが合いそうです』
池添調教師のコメント『これまでよりは踏ん張りが効いて競馬はしたとは思うけど、まだまだやな。体質的に硬さのある馬やから、使いつつ柔らかみが出てくればもう少しやれていい』
相変わらず、匿名掲示板ではイグザルトの人気は高いですね。。。殆どは、『もう駄目だ!』的な諦めや中傷に近い内容なんでがっかりですけど。。。
本当に、皆さん出資されているのかな?って思っちゃいます。
それはそうと。。。
イグザルトですが、やっぱりまだまだ修正していかなければならない点が多く、すぐに勝ち上がりというワケにはいかなさそうです。
今後に希望を抱くのであれば、やはり二の脚は特筆もの。ゲートがイマイチですので、たまたまゲートをうまく出て、二の脚で引き離せば、他馬に被られることなく走破出来るかもしれません。そして、歩様が硬いので、レースを使っていく毎に良くなってくるでしょうし、暖かくなって更に良くなってくる雰囲気を持っています。(今日は暖かかったですけど)
今後、更にスピードが出てくることでしょう。
この10着で次走に目処が立たなくなりましたが、可能ならば新潟の芝1200とか芝1000とかダ1200㍍とか一気に行き切れるところで走らせたいですね。それか地方交流競走。こちらはごちゃついて、コーナーを2番手、3番手で回らされるようなことがあると最悪ですが、先頭で行き切れるなら小回りで競られにくい分チャンスがあるかと。。。ただ、地方交流競走って1400㍍が多いイメージなんですよね。
となると、新潟ですか?
ということで、僕は悲観してないですけどね。
一つ勝って、じっくり育てられたら2つ目だって行けると思っていますから。。。でも、楽観も出来ません(涙)一つ勝つことが相当に難しいんですよね。。。特にこのタイプは。
| 固定リンク
コメント