開花宣言はまだ先です(175戦目)
今日はローレルクラシックのレースを振り返ろうと思います。
日曜日はラグビーはなかったのですが、家族で終日お出掛け。。。ちょっと忙しい一日になってしまいました。
ローレルクラシック
5日(日)小倉5R3歳未勝利D1700㍍
赤木高太郎56.0㌔
デビュー戦が6着、2戦目が5着と、中途半端ながら期待を抱かせるような戦績を残したものの3戦目と4戦目は見せ場も作れない2桁順位。。。さて今回は。。。とりあえず、追い不足が明らかな状態での出走。パドックに登場したクラシックはプラス2㌔の478㌔での出走となりました。前走が大幅プラスの出走でして、今回は更に2㌔増。。。成長分もあるとは思いますが、映像で見ててもやや太目残りでしたね。動きもボーッとしていて、覇気があまり感じられず、まさに休み明けの調整不足の典型的な感じで周回しておりました。
パドック解説では『まだ仕上がり途上の感じはありますけどねぇ~』と、短いコメント。女性アナウンサーもあまりのコメントの短さに『にっ・・・2枠・・・』と、噛んでしまう始末。。。扱いは酷かった。パドック推奨馬は③バトルアステア⑯サーノ⑤ミッキープリステン⑧ドラゴンイチロー⑬トウショウセレクトの5頭でした。
各競馬場の昼休みの時間帯ですので、騎乗命令時のパドック映像や本馬場入場も十分にあると思いきや。。。他場で馬体再検査が発生し、その願いも叶わず。。。いきなりレース映像です。
ゲートの出は良かったですね。五分以上の良いスタートでしたが直後に隣枠③バトルアステアに寄られて、すぐに後退。赤木騎手はあまり押し出すこともしませんでしたね。
そのあとは砂をいっぱい被る馬場の内側へ。。。この時点で勝ちは諦めました。あとはタイムオーバーにびくびくしながら、どれだけダートに慣れさせてくれるか。。。そこに注目しておりました。
馬場の内を砂を被りながら1コーナー~2コーナー。向正面では後方2頭目まで下げさすがに怪しい雰囲気。。。そして、3コーナー手前からまさかの進撃。。。馬場の最内から徐々に外に持ち出して⑫シンシンキエイ⑨レジェンドヒーロー⑮ナスムネカタを交わし、12番手まで進出。もう駄目(タイムオーバー)だ~と思っていたところでしたが、少し持ち直しました。直線では先団3頭の⑩ブルロックと⑬トウショウセレクトと③バトルアステアが激しい叩き合いをしており、後方のローレルクラシックは殆ど映らず・・・どうなっているのかもよく分かりません。しかし、頑張って大外に出して追い込んで来ていたようで、見事10着でゴール!!道中は後方2頭目まで下げておったのですが、上がり3Fを39.5秒でまとめ5頭を抜き去りました。
勝ったのは⑩ブルロックで勝ち時計は1分46秒6の好タイム。レース自体のレベルは高かったです。ローレルクラシックは2秒6差の1分49秒2。でも、ここ最近の未勝利D1700㍍を見わたすと1分48秒台で勝ち負けになっておりますので、ローレルクラシックもそれを考えればそれほど悲観するほどではないかと。。。
日曜追い切りをすることを考えれば、他頭数の初ダートの雰囲気を余すことなく体験し、時計についてもまずまず。。。いい追い切りになったかと思います。
出走を提案してくださった佐々木助手には感謝の気持ちでいっぱいですし、赤木騎手も次走に備えきっちりと馬場の内側に入れて走らせてくれました。ありがとうございます。
赤木騎手のコメント『初めてのダートでしたけど、走りは良かったですよ。今日は内枠でしたから、前に行ってくれと言われていましたが、スタートがもうひとつで前に付けられずポジションが悪くなってしまいました。休み明けもあってフワフワした感じがありましたから、使った次は良くなると思います』
佐々木助手のコメント『まだ担当して間もないのですが、体調も良く、スーパー未勝利に向かうまで1回使っておくのと一発勝負とでは、かなり違いがあると思って先生に使いましょうとお願いしました。まわりを気にする馬ですから、外枠からジワッと行かせた方が良いと思うのですが、内枠に入ってしまい包まれてしまいましたね』
飯田調教師のコメント『ジョッキーの感触は悪くなかったようですので、まだ望みはあると思います。番組がないので次もダートになると思いますけど、今回の1戦が活きてくればいいですね』
ということで、ラスト1戦にすべてを賭けることになりました・・・しかし、ここで問題が。。。今週からはじまったスーパー未勝利戦の登録数が思った以上に多い。今週も3節空きだと週走が厳しい状態。今週以降はレース数も少ないということを考えると・・・来週は多分無理でしょう。再来週も微妙。。。そして、最終週はダートの短距離と中距離がひと鞍ずつで、ここを使うことができるかどうか。。。優先出走権が無い中、スーパー未勝利に出られるかどうか微妙なところ。
現在のところ飯田先生は来週から登録する予定で、半身未勝利を中心に考えているとのこと。もし、阪神が難しく札幌や中山に出走の可能性があればそちらも考えつつ、500万下の芝長距離戦も視野に入れながらギリギリまで待つとのこと。そうなると、阪神最終週の500万下芝2400㍍が浮上してきます。
今回のレースを見ると明らかに適性は芝に。そして、この時期の500万下芝長距離戦ですと、出走メンバーのレベルも低いですし頭数も集まりません。他頭数で苦手なダートで戦うよりもこちらの方が妙味がある気がします。是非、未勝利戦に出走馬が集結し、クラシックには格上で芝2400に出走してもらいたいと思っております!
スタッフさんの話では身体も頭の中もまだまだ子どもだとのこと。。。
仮に勝てなかったとしてもここで見切りをつけるのは惜しい存在。温情なしで自力で現役続行を決めてもらいたいですが、惜敗だとしても是非現役続行の道をつくっていただきたいと願っております。
心配なのは、これから調教が徐々に厳しくなってきます。そこで、苦しさを誤魔化すために以前の様な悪い癖が出てくるようですと、続戦も無いでしょうから、クラシックにはしっかりと我慢してもらって大人になってもらいたいと思います。
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