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2011年1月30日 (日)

まだまだ続く修行の道(185戦目)

今週は馬券で炎上。ローレルクラシック馬券で大火傷でした。まぁ、それ以外はそこそこ当てたんですが、ことごとく人気サイド。その分負けてしまいましたね。先週稼いだプラス分がまだありますので、来週また頑張ります。

今日はローレルクラシックのレースを振り返ります。書こうと思っている今も悔しくて仕方が無いんですけどね。

ローレルクラシック
30日(日)小倉8R4歳以上500万下・芝2600㍍
太宰啓介56.0㌔

今日は朝から出張でして、レースをリアルタイムで見られない。そして、前日夜から降雪が懸念されており、夜間馬券販売も無く。。。小倉のレースが無事に開催されるかの心配も。。。朝一で馬券購入も『レースがダートに替わらないか?馬場は湿ったりしないのか?』ということで、やや心配になりました。
力はあることは分かっております。いい条件で走らせてあげたいと思って家を出ました。レース後は携帯にメールや電話が無かったので、『多分負けたんだろうなぁ~』って、思って家に戻りました。。。

ここからは、ビデオを見ながらのレース回顧。

まずはプラス8㌔の486㌔での出走にちょっとピッくり。輸送もありながら余裕残しの体型でないこのプラス8㌔。。。成長を続け、良くなってきているんだな。。。と、感じます。パドック映像で見たローレルクラシックですが、歩様も滑らかで落ち着きもあり力が出せそうな雰囲気。馬体も太目感無くいい感じでした。パドック解説のコメントでは『レース間が少し開いてますが、きっちり歩けてますし、仕上がりはいいと思います』ということで、好印象。特に問題なかったですね。⑬テーオーストームはマイナス12㌔。こちらもきっちりと仕上がっておりました。①ゴールドスパークルは少し歩様が硬いかな。。。ローレルクラシックの方がいい感じに見えました。
パドック解説からの推奨馬は⑬テーオーストーム、①ゴールドスパークル、⑥ローレルクラシック、⑩オールターゲット、⑧シゲルタカカゲの5頭。。。まぁ、僕が解説者だったら上位4頭に更に絞って紹介しますね。
とりあえず、ダート替わりになったりとかせず、芝でレースができそうなので良かった。。。なんて思って、レース映像になると、物凄い吹雪。。。雪も真横に流れているので風も物凄いんでしょう向正面のスタート地点が見えないくらいの豪雪。大丈夫なのか?馬場は良だがどれくらい各馬に影響するんだろうか?よく分かりませんが、全馬に平等な悪条件。精神が強い者が勝ち上がるはず。。。
スタートです。ゲートの出は抜群。いいスタートを切りました。そこから①ゴールドスパークルが前に出てくると思われるのでそれについて行って欲しいところですが、太宰騎手は無理せず追いかけません。外から人気の⑬テーオーストームが競りかけに行くところ、間から②ビレッジブライトが二の脚良くハナに立ちます。そして③スペースシャトルも前に行き、逃げる人気薄の②ビレッジブライト、③スペースシャトル。その直後に人気の①ゴールドスパークルと⑬テーオーストーム。の位置で落ち着き、ローレルクラシックは10番手の内。折り合いに専念し力を貯める作戦。小回りコースの内ですし、逃げる人気薄の2頭が引っ張っても①ゴールドスパークルと⑬テーオーストームは追いかけないだろうから、馬群がバラけることも無さそう。逆に人気の2頭が前に行き過ぎると追い付けなくなる。クラシックに運が向かないと苦しい感じにも見えますが、たとえば最後の直線で内側がパカッと開けば圧勝もある一か八かの位置取りになりました。ホームストレートでも位置は変わらず。救いなのは3番手集団から差が無いこと。1コーナーでは前を行く④エーシンアガペーが邪魔になったのか、前との差が開かないように少し外に出して交わしにかかります。このまま④エーシンアガペーを交わして、①ゴールドスパークルと⑬テーオーストームと⑬テーオーストームの直後につけてレースを進めるのかと思いきや、向正面でレースが動きます。⑩オールターゲットが外から動きスローで逃げる2頭に迫ります。それに引き出されるように⑬テーオーストームも上がり体列が崩れます。突かれた前も少しペースを上げレース全体がペースアップ。これはローレルクラシックにとってありがたい展開。力がある馬が勝ちます。②ビレッジブライトが思ったよりも頑張り、更にペースが上がります。ローレルクラシックは前とはやや差があるものの①ゴールドスパークルと⑬テーオーストームの直後まで進出。そしてその外には⑬テーオーストーム。3頭併せの真ん中。。。これはローレルジャブラニと雰囲気が似てるぞ!と一瞬思いました。4コーナーから直線入り口で心配なことが。。。ローレルジャブラニは前が逃げ馬1頭の次に3頭併せの真ん中だったのですが、今回は前に3頭。最内は意外と頑張る②ビレッジブライト、真中がヘロヘロの③スペースシャトル。そして外に力があるであろう⑩オールターゲット。力通りに⑩オールターゲットが前に出てそこが開けばローレルクラシックの末脚爆発なんですが、⑩オールターゲットがなかなか伸びない。そして、⑬テーオーストームが外から蓋をする感じ。内はヘロヘロの③スペースシャトルが苦しそうなんで内にも入れられない。。。不利ながらもローレルクラシックは勝ちに行った。⑬テーオーストーム。が蓋をした直後、太宰騎手が外に振り向き、その直後にローレルクラシック自身がクビを外に向けてコースを探す。これは太宰騎手の手綱捌きに反応したのかクラシック自身が自主的にしたのか分かりませんが、ここはクラシック自身の判断と思い込もうと思います。この行為が既に残り200㍍のハロン棒。4馬身ほど前に②ビレッジブライト、2馬身前に人気の①ゴールドスパークル、⑩オールターゲット、⑬テーオーストームに加えてヘロヘロの③スペースシャトル。キレの無いクラシックが5頭を交わすのは難しいだろうと諦めて見ておりました。しかしここから伸びる。前との差をグイグイ縮めて前を行く⑬テーオーストームをクビ差ほどに追い詰めたところでゴール。1着は⑬テーオーストームで間違いない。レース映像で見た感じではローレルクラシックは2着から4着の間。単勝と馬単で行っていた僕にとっては馬券は関係ないのですが何とか2着に。。。そう思っておりました。
結果は1着は⑬テーオーストーム。勝ち時計は2分43秒2。ローレルクラシックはアタマ+ハナの同タイム2分43秒2で3着となりました。

このレースのハロンタイム
12.8-12.0-12.7-12.9-13.0-13.7-14.0- 12.9-12.4-12.0-11.6-11.6-11.6
上がり 4F 46.8- 3F 34.8

体列が決まってからは落ち着いたぺースになりましたが、⑩オールターゲットが動いてからはスピードが上がり、結局、力のある馬が上位占める戦いとなりました。
そう考えると能力最上位のローレルクラシックにとっては絶好の形。
直線で勝ち馬⑬テーオーストームに蓋をされ追い出しのタイミングが遅れなければ。。。
勝たなければいけないレースでこの結果は何とも悔しい。最初にレースを見たときは『太宰めぇ~』と、思っており、この文章もレースを2回3回と見直しながら書いているんですが・・・ちょっと印象が変わりました。比較的何処も太宰批判一色な感じですが、レース見ているうちにしっかり乗っているんじゃないか?と思い始めました。確かに勝たなければいけないレースで不利を受けそうな内に馬を持っていったり、案の定⑬テーオーストームに蓋をされたり、、、あれを引き起こしたのは太宰騎手かもしれませんが、上がり3Fをメンバー中3位(蓋をされなければ更に良く伸びたと思われる)の34.4秒の末脚を引き出したのは太宰騎手であるし、勝負どころで⑩オールターゲットがもう少し前に出れば、、、とか、もっと内で我慢して①ゴールドスパークルの位置で伸びてこられれば(多分ここを狙っていたような気がします)、、、とか、太宰騎手のローレルクラシックの力を信じた騎乗はそれほど悪い印象ではない気がしました。
だからこの結果が許されるワケではないのですが、、、逃げるか2番手あたりで前に馬がいない状態で直線を向く。。。普通に回ってこられれば圧勝できるでしょう。でも、普通に回って来るのっても難しいんだなぁ~なんて思います。この夜、前日のローレルレヴァータのレースをVTRで見ましたが、直線入り口のはいりなんかは、同じような感じなんですよね。前が開くか開かないか。。。同期の出世頭レヴァータは3勝で準オープンへ。力は遜色ないと思っている同期の落ちこぼれクラシックはレースも選べない身の未勝利。本当に難しいですね。ローレルクラシックはいずれ大輪を咲かせる馬だと思います。まだまだ修行が必要なようです。腐らずに頑張りましょう。

太宰騎手のコメント『勝たないといけない馬ですし、最後は凄い脚を使ってくれましたが、3コーナーで勝った馬に内に押し込まれて、直線で行き場をなくしてしまいました』

飯田(雄)調教師のコメント『この後も小倉開催が続きますから、同じ条件で何とか1回は使えると思います。次こそ決めて欲しいです』

佐々木助手のコメント『まだ幼さを残している馬なので、間隔は開きましたが、それがマイナスにはなっていないはずです。早めに抜け出して差される分には仕方ないし、普通に回ってくれば、まず負けないと思っていたのですがね』

さて、過ぎたことは仕方が無い。次を考えましょう。とりあえず、12月の小倉開催で弾かれた時は関係者から『これで(2011年の)春・天皇賞が間に合わなくなった』と、言わせたクラシック。目標がグッと下がりますが一つ勝つことを目標にじっくり行きましょう。上がりの状態次第ですが、恐らく中1週で投票を希望するでしょうが、ここが難しい。来週の番組に芝2600㍍が無いので、1週目に出走した各馬とクラシックと一緒に出た各馬が投票してくるでしょう。最終週は芝2000㍍が1鞍、芝1800㍍が1鞍、ダ2400㍍が1鞍。。。1週目に出走したメンバーが今週(3週目)にごっそり出走してくれれば可能性がありますが、どうですかね?飯田先生のコメントも2回小倉まで含めたものの言い方ですので、そこまでは面倒見てくれるとのことでしょう。2回小倉では芝2600㍍は前半の2鞍のみ。そうなると、そこそこ出走希望馬が殺到する気も。。。2回小倉ってちょっと短距離にシフトしてますよね。。。全体的に。
中1週で2600㍍に拘らず、距離短縮、ダート替わりを受け入れて初勝利を目指すのか。。。某掲示板では佐々木助手が芝に拘りたいとコメントしていると読みましたが、その辺の影響って良く分からないですからね、僕には。佐々木助手はローレルクラシックをかなり愛しているみたいですから僕も信頼しております。もう、僕の為とかではなく佐々木助手のために何とか勝ってもらいたい!因みに個人的には次走も太宰騎手でいいですよ。(一流騎手がいれば乗って欲しいけど、優先順位が一番低いクラシックに“是非”と、言ってくれる騎手は居ないでしょうから。。。そんな希望は一つ勝ってからですね)

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コメント

もう振り返る気力さえ失いましたよ、
誰か良いジョッキーいないですかね、小倉に。

投稿: ヤマト | 2011年1月30日 (日) 21時36分

>ヤマトさん

蓋をされた瞬間。。。オイ!って、僕も思いました。
不利を受けずに回ってくるって簡単なようで難しい。。。そう思わされたレースでした。

投稿: まひ3 | 2011年1月31日 (月) 10時17分

一応、レース回顧しましたが、文章長過ぎますね。。。読んでくれる暇と気力がある方は是非。。。

ところで、僕のレース回顧って“無駄に”長いと思っているんですが、読み手のみなさんから見てどうですか?

当ブログの個性だと思って許してくれますか?それとも、もっと短くした方がいいですか?

文を短くする能力は仕事柄備えておりますので、是非ご意見を。

投稿: まひ3 | 2011年1月31日 (月) 10時21分

帰宅し、ゆっくりレースを見てみましたが、厩舎からの指示(先行策)を無視したことと、2周目4角で詰まったこと(これは結果論だと思います。)以外は大きな問題はないように思いました。(まぁそれがおおきな問題なんですが・・・・)

私も、太宰騎手続投でかまわないと思いました。

次こそ結果がでるといいですね。

投稿: マイントピア | 2011年1月31日 (月) 18時36分

>マイントピアさん

厩舎から先行策が出ていたことは知りませんでした。じゃあ、スタート直後にもうちょっと押して行かないとね。
4コーナーの部分はね。。。不利を受けそうな位置になってしまったことは良くなかったけど、運が悪かった。
次走は騎手を変えるより太宰騎手で行った方がいいと思います。

投稿: まひ3 | 2011年1月31日 (月) 21時26分

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