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2014年11月11日 (火)

ファンタジーSを振り返る

ムーンエクスプレスが第19回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)5着。。。よく頑張ったかな。
今日はそのレースを振り返ろうと思います。

パドックの気配は上々。馬体重もプラス10㌔の414㌔。いい雰囲気でしたね。前日のブログでプラス12㌔の416㌔なら勝つでしょう。。。なんて書いたんですが、2㌔及ばず。馬体重を聞いたときにちょっと残念でした。
ムーンエクスプレスの調教映像も見たのですが、坂路を駆け上がるときに多少の前捌きの硬さを感じたのですが、パドックではそんな感じはありませんでした。これは勝負できると感じました。

レースはゲートの出も良く、休養明けの今回は二の脚も早い。いきなり好位につけることができました。レース映像では12秒を示したとき(約100㍍地点)に一つ外の⑥クールホタルビが内側に進路をとるために寄ってきました。そこでムーンエクスプレスは少し躓く感じで外に進路を取りました。ここが勝負の分かれ目でしたね。スタート直後も松山弘平騎手はインを取ろうと思っていた雰囲気はありましたが、クールホタルビのコース変更で瞬時の判断で外を選択。別に悪い騎乗ではなく、仕方がないところですが、これが逆であればクールホタルビムーンエクスプレスの順位は逆だった可能性もあります。
その後は終始⑥クールホタルビを内側に置き4番手を追走。直線入り口で外に進路を取った⑥クールホタルビに弾かれて外へ。また内側にフラフラと走ったところを今度は内から外へ出てきた①ダノングラシアスと⑨ウインソワレに弾かれて再び外へ。。。それでも、脚色が衰えることはなく5着をキープ。。。
ジョッキーコメントと調教師コメントでは最後の直線でのことが敗因のようになっていますが、レースを何度か見直してもスタート後12秒のところの進路ですね。。。
これは小牧太騎手が悪いとも思わないし松山騎手もあの判断で仕方がないと思います。ムーンエクスプレスにもう少し馬格があって内側でしっかりガードできたり、弾かれることがなければ。。。また結果は違っていたことでしょう。それでも5着をキープできたことは非常に評価できることだと思うし、勝てるだけの能力も持っていたと思います。

6着、7着にきたのが前日に『この馬には先着したい』と言っていた⑬レオパルディナと⑩タガノヴェルリー。目標は達成されましたが、『特定の馬を目の敵のようにしてレースに臨んではいけないな』と、反省しています。

4着だったエフェクトと6着のレオパルディナ阪神JFへの登録を明言。ムーンエクスプレスはこの2頭と違い賞金面で後れを取っていますが、どういう選択をしていくのでしょうか?水曜日あたりに指針が示されるかもしれませんけどね。

鈴木孝志先生は現在重賞未勝利。3歳世代でもイダスニュージーランドTなどに出走しましたが勝てず。。。現在は1000万下でも苦戦中。2歳~3歳時に重賞にチャレンジさせる傾向の強い先生です。過去にメロウメロディプレミアムブルータガノハピネスカラフルブラッサムテイエムシングンスイートドーナッツキングデザイヤースーサングレートなどが挑戦しましたが勝てていないし、その後も条件戦で苦戦する傾向にあります。その後、条件戦に戻って好勝負しているのはスーサングレートくらいでしょうか。このようなデータを見ると自己条件でしっかり勝って桜花賞を夢見ることも悪い判断ではないように思います。

まずは、重賞5着に感謝しています。松山弘平騎手鈴木孝志先生をはじめ関係者の皆さんありがとうございました。

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