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2016年2月25日 (木)

4鞍のレースを振り返る

2週間で4頭が出走しまして。。。レース回顧をしていなかったので一挙4鞍分のレース回顧をしていこうと思います。
まずは2週前。。。ティノスプレーモゲレイロが走りました。

2月14日(日) 小倉3R 3歳未勝利 芝1200m ティノ 5着 鮫島克駿騎手

ティノは前走5着で優先権を得ての満を持しての小倉開幕週の芝1200mへ。一つ予定外だったのは雨。。。こればかりは仕方ありませんけど。
小倉輸送もあり10キロの体重減(484キロ)での出走。体重減で馬場も雨で滑る。。。ティノにとっては悪条件が重なりました。パドックの様子はまずまず順調。体重減ではありますがガレている感じはありませんでした。

スタートは・・・行けなくなってきましたね。あまりよくない傾向です。以前はもう少し前に行けてましたけど。ちょっと修正が必要です。無理せず馬なりで後方グループへ。コーナーでは馬群を縫うようにして前へ。。。この辺はティノのセンス。直線入り口で外に出すかと思いましたが鮫島克駿騎手は内を選択。出したいときに前が詰まる不利があり、追い出しが遅れました。それでも伸びて0.4秒差の5着。しっかり5着に粘るところは素晴らしいし、何よりも終いがしっかりしていてレースを締めくくれるので、今後も期待ができますしそろそろ順番だと思っています。

外に出して自分のタイミングで伸びれば3着以上があったかな?それでも、うちがパッと開いてそこに突っ込んで伸びれば勝ちまであったかな?結果的にはリスキーではあるが勝負に出て負けたと思うので仕方がありません。6着はクールマギー。。。また隣り合わせの着順です。今回はティノの勝ち。。。ちょっとうれしいです。

クラブからのコメント
坂口正則師「今日の一番の敗因は馬体減ですね。この馬にとっての-10kgは、かなりハンデになりますから。それとスタートは速い方ではないので、良い位置を取ろうと出して行って前が詰まったりとチグハグになってしまいました。もう少し前で進められたら、差のない競馬ができるのですけど。でも、この馬なりに良く走っています。次は小倉4週目を予定。馬体減対策として、1週間前に小倉入りさせて体調を整えて挑みたいと思います」

コメントにもある通り中2週で再度小倉。今回は輸送減を警戒して早めの移動です。力は上位であることは間違いありません。体重増とスタート修正で必勝態勢で臨んでもらいたいと思います。

続いてはこちら。

2月14日(日) 京都3R 3歳未勝利 ダート1400m スプレーモゲレイロ 7着 国分恭介騎手

パドックの様子は相変わらずいい。というか、馬が徐々に良くなってきていることが伝わってきます。続けて使いたくなる気持ちもわかります。馬体重は10キロ増の452キロ。デビュー時の体重に戻ってきましたが、雰囲気は上昇中。まだまだ馬がよくなってきそう。92倍の人気薄。。。それはないでしょう。。。と思いながらも、血統的にも成績的にも地味ですから今後も人気にはなり難いタイプ。

レースはまずまずのスタート。ティノとは逆でスタートが徐々に良くなってきた印象。しかし、二の脚がつかないのかな。結局後方へ。10番手くらいの位置まで下げちゃいました。レース後に分かったことですが落鉄もあったということで。なんとなく馬なりで回ってきて位置取りもあまり変わらずに直線へ。落鉄もありながら終いはじわじわと伸びる感じ。数頭交わしたところでゴール。

10番人気での7着。人気のアメリカンイナズマが勝ちましたが、着差は0.8秒。勝ち馬からの差は今回が一番少ない差でした。何度も書きますが落鉄がありながらのこの結果。上出来にも思えます。

クラブからのコメント
国分恭介騎手「レース中に落鉄していました。それがなければ、もう少し伸びていたと思います。まだ馬体に緩さが残っていて、自信を持って走っていないところはありますが、癖がなく乗りやすくて、良いものを持っているので、経験を積んでいけば勝ち負けできるようになれますね。前半ゆっくり運んだ方が良さそうなので、もう少し距離があっても良い感じがしました」

北海道から直接栗東トレセンに入り、5ヵ月。。。放牧かな?と思っていましたが、もう1回使うのだとか。。。佐藤正雄先生は数を使ってくれる先生ではありますが、ここまで使い続けてくれるとは思っていませんでした。
次走は距離延長。今回のレースぷりを見ると歓迎かな。芝の1400とか1600も見てみたい気もしますけど、、、登録馬ラッシュでなかなか出たいレースに出られない状況。次走は最低限出走優先権を確保できるレースを期待したいと思います。


先週も2鞍

2月20日(土) 京都8R 4歳以上500万以下 ダート1400m ピアレスピンク 5着 菱田裕二騎手

2012世代のエースになって欲しいと願うピアレスピンクが休養を挟んでの復帰戦。楽しみにしておりました。
馬体重の増減はなし。パドックは落ち着いて周回していますが少し体は緩いのかも。ピアレスピンクの場合はピリピリしないこういう状態の方がいいのかな?休み明けの雰囲気としては上々期待できます。

レースは予想外の好スタート。1400m戦ですが周りにも速い馬がおらず、押すことなく先頭へ。周りを気にしてしまうピアレスピンクにとっては想定外の好展開と思いきや。。。人気のない⑫キョウエイボヌールの執拗な絡みに苦戦します。。。2週間前にローレルクラブの懇親会に姿を見せた柴山雄一騎手の馬です。勝負服を見て一瞬でも懇親会の楽しさを思い出してくれれば。。。まぁ、そうはいかないでしょうけど。
そのしつこさにも耐えて先頭で直線へ。菱田雄二騎手が早々に仕掛け一瞬後続を引き離すも、キョウエイボヌールのストレスと休養明けによりその後の粘りに欠けました。。。それでも、簡単に抜かせず頑張って粘りの5着。欲を言えばもう少し上の着順を。。。と思いますが贅沢は言えません。よく頑張ったと思います。

クラブからのコメント
菱田裕二騎手「出たなりでと厩舎サイドからの指示があって、スタートが上手く切れましたし、こんな馬場でしたから行かせました。リズムは悪くなかったですけど、ずっと張り付かれてしまいましたし、ラストは久々の分もあると思いますから、上積みの見込める次はもっとやれそうです」 

次走もダート1400mになりそうだと言うことで、今の状態を考えれば上位争いには常に絡めそうですし、クラス再編成前に500万下を勝てそうな気もしてきました。父は晩成血統ですし、これから良くなることでしょう。

最後はこちら

2月21日(日) 東京10R アメジストS(1600万下) 芝2000m ローレルブレット 4着 ヴェロン騎手

竹内正洋調教師が状態の良さをクラブ情報で発信しておりましたが、パドックでの雰囲気は確かに良かったです452キロと6キロ減での出走ですが締まってきた感じは受けますし、歩様も躍動感があり期待できそうでしたが。。。勝つまでの強気にはなれない近走の成績。。。馬券もちょっと弱気です。

レースは好スタートもズブさ全開で一昔前のローレルブレット感が出てしまい、ついて行けない感じで後方へ。勿論速い馬が多くポジション争いが少し激しくなったこともありますけど。道中は後ろから2番目。ヴェロン騎手の手も動きっぱなし。ズブズブな感じで『こりゃ見所なしで終わるかな』と、軽視した直後。。。追い続けてくれたヴェロン騎手のアクションに応え大外に持ち出して前を捕らえようと頑張って伸びてくるローレルブレット。先行抜け出しグループは更に前に居たので、勝ち負けとは行きませんでしたが、伸びあぐねている中団をしっかり飲み込み4着争いに。。。そこで画面からフレームアウトしたので、『どうだ?残れるか?』と心配しましたが脚色衰えず4着を確保。。。

単勝12番人気142.1倍の低評価を覆しての4着は立派。そして、能力のあるところを見せてくれました。

クラブからのコメント
ヴェロン騎手「前目からのポジションでと言われましたが、こんな馬場でも意外とペースが速かったので行けませんでした。その後は馬場の良い所を選んで走らせて直線勝負に賭けました。最後まで頑張ってくれましたよ」
竹内正洋師「意図した競馬ではなかったけど頑張ってくれました。状態も良くなって来たしこれがキッカケになれば良いですね。このまま在厩で次を考えます」

とりあえず入障のはなしはお預け。平地でまだまだ頑張ります。昨年の長期休養のリフレッシュが効いてくるようですとこの後も楽しめそう。次走。。。多分人気はないでしょうけど、一発に期待したくなっちゃいますね。

サラサラと振り返りましたがここ2週の人気と着順をおさらい

ティノ 4番人気→5着 
スプレーモゲレイロ 10番人気→7着
ピアレスピンク 7番人気→5着
ローレルブレット 12番人気→4着

スプレーモゲレイロが掲示板を逃しましたが評価できる7着ですし、その他3頭はしっかりと掲示板を確保。賞金をしっかり持って帰ってきました。本当に孝行馬が多くて感謝しています。

ただ、、、4着5着では馬券的には悔しい着順。。。愛馬馬券がそのまま負債になっている感じのここ最近。

僕もがんばろ~。。。

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