改めて・・・ジョディーズマロン初勝利
今日からまた寒くなってきました。。。体調を崩さないように気をつけなければ。。。
コロナウイルス感染拡大にストップの兆しが見られない状況の中・・・果たして北海道に行っていいものか?受け入れてもらえるものなのか?そして、行ったとしてここで『行った!』などと書いていいものなのか・・・正直迷うところです。
では、緊急事態宣言前・・・競馬場での観戦が許されていたときのレースから振り返っていきたいと思います。
緊急事態宣言等により、週末はステイホームだったこともあり、出資馬のレースを結構研究しました。
その成果を出したいと思います!!
今日は、ジョディーズマロンのレースを振り返ります。
ジョディーズマロン
1月9日(土) 中京2R 3歳未勝利 ダ1400m 1着 亀田温心
中京競馬場レポートでもジョディーズマロンのレースに触れておりますので、重複するところもありますけど、今日はレース回顧ということで書いていきます。
勝ちました~。。。
デビュー戦もルーチェドーロと戦わず、北出成人先生が進言していた同週の芝1000に向かっていれば勝っていたんじゃないかとか、前走も北出成人先生が進言していた1400mに出走していれば勝てたんじゃないか。。。と、レース選択をギリギリで間違って、勝てたレースを落としている感があったジョディーズマロン。
今回は、前走後のコメントから迷わず1400mに出走。2着に1.1/4馬身差をつけての完璧な勝利でした。
新冠橋本牧場さんもパッショーネさんもこの仔に対しての期待が大きかったのでホッとされたことでしょう。。。
万ハックにより、2歳夏の時点で他馬に比べて体力があり完成度の高さで勝負できるアドバンテージがあったワケですが、勝てるレースを落とし続けていたので、勝ち運のない馬なのか・・・と心配しておりました。
だんだんそのアドバンテージも無くなると。。。と、いう心配を払拭してくれるくらいの勝ち方でした。
そもそも、調教の時計が抜群であり、メンバーも弱化していて自信があるレースでした。
プラス6キロの456キロでの出走となりましたが、すっきりした感じでもう少しトモに力強さを感じられるような馬体に成長してほしいなぁ~と感じました。
父ディスクリートキャットはムキムキな馬体。ジョディーズマロンには父のような筋肉がまだ付ききっていない感じがします。これからまだ成長できる余地を残している気がします。更なる成長を期待したいですね。
レースは外枠から絶好のスタート。
前目につけて、渋太く粘り込みを図るレースを想像していましたが、亀田温心騎手は意図的に下げた感じ。。。
下げるにしてももう一列前かな?場所的には⑦コンセプトが走っていた位置くらいを予想していたので、追い込んでも届かないのでは?という心配が。ジョディーズマロン自身に切れる末脚があるイメージがないので。。。
馬群の外を回ってコーナーへ。
一頭だけ大外を捲って先団に追いつく馬がいました。ピンク帽の青メンコ。
捲りのスピードは他馬と次元が違いました。
直線入り口でタマモイットウセイとウラエウスの外につけると、エンジン全開!!
個人的には直線入り口の手応えからするともっと突き放すんじゃないかと思ったので、途中までウラエウスに粘られたことは意外であり、一瞬まずいかも。。。って思ったくらいでした。
坂を登っても脚色は衰えることはなかったですし、まだまだ走り続けられそうなゴール前でした。
これだけ外を周って最後にあの末脚を使えるワケですから、1200mからの距離延長は良い方向に出たと思います。更に200mくらいの距離延長も守備範囲なんじゃないかと思わせます。1600mまでの対応できると、ユニコーンSを経てフェブラリーSを大目標に、東京ダートも使えるし地方交流重賞も広く狙えますね。
時計は1分26秒6と平凡です。メンバーもそこまで強くないのでこの勝利で今後を占うのは時期尚早ですが、レースセンスを感じるレースであったことは間違いありません。
まずはゲートセンス。初戦こそゲートで立ち遅れましたが、その後はそんな心配もなく。。。
2つ目は芝での走り。ダートは1800m以外は結構芝スタートのコースが多いです。芝での走りも苦にしないところはレース選択に幅が出ます。
3つ目は外から上がる捲りのスピードとコーナーリング。3コーナーから4コーナーにかけて超速かったし、直線入り口で外に膨れることなくきっちり回れたこと。このあと、追い込むレースを続けていくのであればこのセンスは非常に大切。
4つ目は坂克服。
5つ目はウラエウスとの一騎打ちでも怯まなかった勝負根性。手応えで勝っていたことは事実ですが、坂の途中でも残り100mでも相手に抜かせない気持ちは常に感じました。この気持ちがこの仔の最大の武器です。デビュー戦のサノカポをハナ差交わしたこととか、スナークショウエンに迫るとか、、、いつも頑張っています。
そして、最後に走るフォーム。シャドーロールがこれほど効いた馬もなかなかいないんじゃないかと思うくらいに効果覿面。写真でも分かりますが、走る姿勢のクビが低い。ウラエウスと比べてもそう見えますが、前走までのレースと比較してみてください。全然違います。それと、クビの動かし方が今までは上から下に動く軌道だったのですが、このレースからは下から上に動く軌道に替わりました。これで推進力が上がります。
分かりやすいのはデビュー戦です。勝ったルーチェドーロは下から上に首を動かしグングン伸びましたけど、その時のジョディーズマロンは上から下。。。能力差でサノカポを捕らえましたが、伸びはイマイチでした。
シャドーロール効果でこれからのジョディーズマロンはグーンと伸びますよ!!
上記のセンスを確実に感じたレースであり、レースレベルが上がっても対応できるスペックを持っているはずです。
ローレルクラブからのコメント
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2021年1月9日(土)
北出成人師「良いスタートが切れましたが、この馬のリズムを守り、内の馬を見ながら進められました。無駄に脚を使うことなくラストに余力を残せたので、大外枠が味方してくれましたね。ずっと乗ってきた亀田とマロンとの信頼関係が結果を生んだのだと思います。どうもありがとうございました」
2021年1月13日(水)
北出成人師「レース後の疲れはなく脚元も問題ないですけど、今回の結果でも示した通り、気性的には間隔を取って使っていった方が良い馬だと思いますから、牧場で調整しながら状態を判断して、次の目標を決めていきたいと思います」
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レース後はワコーファームへ放牧。
疲れも脚元にも問題ないけど気性的な心配で間隔をあけながらの出走プランです。
今回のレースで力は示しましたし上のクラスでもやって行けそうです。
が、、、まだ、精神的な成長はこれからのようですね。Discreet Cat産駒の代表格エアハリファは2歳時から活躍しましたが6歳で初重賞制覇。2歳から6歳まで毎年勝ち星を重ねていたんですよね・・・
若いうちから完成度は高いけど、その能力は持続され成長していく。。。ジョディーズマロンにもそんな能力が備わっているような気がします。
このあとは・・・2月に走るんじゃないかな?
2月13日の阪神を狙い撃ちかな?
そこを勝って、3月13日中京10R昇竜Sを目標にしてほしい。。。というか、今回の放牧でそこが既に目標になっている気がします。2月13日に負けたら3月14日阪神の自己条件へ。
期待が高まる1戦だったと思います。
ローレルクラブを引っ張る存在になって欲しいと思います!!
北出成人先生を始め厩舎スタッフの皆様、亀田温心騎手、新冠橋本牧場さん、パッショーネさん、ワコーファームさん、ローレルクラブスタッフの皆さん、出資会員の皆さん。。。ジョディーズマロンに係ってくださった皆さんに感謝です。
このブログではローレルクラブならびにユニオンO.C、京都サラブレッドクラブより情報転載の許可をいただいております。
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