211124北海道レポ②~ヤシ・レーシング前編~
今日は午前中は福岡。。。そこから沖縄へ。。。気温差にやられちゃいそうです。。。
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ギンザヴィクトリアの2020
(父ビッグアーサー×母父ゼンノロブロイ)
牝 栗毛 20年4月3日生
生産者→新冠橋本牧場 入厩先→稲垣幸雄厩舎
ギンザヴィクトリアの2020は前回の夏の見学ではパッショーネでしたが再度新冠橋本牧場に戻されてから、育成はここヤシ・レーシングランチにて行われています。
まずはその馬体。。。夏のときとは見違えるくらい良い馬体になっていました。
馬体重も僕が見たときは410キロ。その後新冠橋本牧場への放牧で456キロに。
今日、八嶋代表から聞いた馬体重は462キロ。。。どんどん増えています。
馬体の方はサクラバクシンオーっぽさは残っている感じ。でも、ガリガリの短距離馬ではなく、やや胴の伸びもあり、距離も持ちそう。
夏にパッショーネさんで『トモが極端に高いワケじゃないけど、やや高いのでもう一回り二回り大きくなるかもしれませんね。』と言われていましたが、その通りかなり大きくなってくれました。
この馬は血統的には奥手の馬ですが、早いデビューを目標に動かして行けそうです。
それは、この仔自身の馬体がしっかりしているから。
伸び代も残していますが、この仔はトレーニングについていける体力と精神力があるということで、先に進めることができます。
本当に身体が完成するのは古馬になってからだと思っているので、早い時期に勝ち上がって、長い期間活躍してくれる馬になってくるとイメージしています
現在は坂路で17-16を継続的に走らせており、12月に入って坂路3Fを15-15で登坂させていくと聞きました。
『かなり早くないですか?』と聞くと、
『早いグループはこれくらいこなします。ギンザヴィクトリアの2020自身もこのグループに入る力を持っています』とのことでした。
そうそう。。。厩舎決定の経緯ですけど。。。
これは新冠橋本牧場さんの橋本さんのお話です・・・
橋本さんは『若い方はよく勉強をされていて優秀な厩舎さんが多い』と常々仰っていました。
ローレルアイリスの杉山佳明調教師は、もともと面識がなかったのですが、他人から紹介していただいて決まったようですけど、その出会いにはすごく感謝していらっしゃいます。
ジョディーズマロンは『数多く使ってもらいたい』との思いから早々に北出成人厩舎に決めていらっしゃいました。
このギンザヴィクトリアの2020は、『若くて優秀な調教師に見てもらいたい』というポイントが最優先で調教師を探されました。
稲垣幸雄調教師だけに見せたのではなく、複数名の若手調教師にギンザヴィクトリアの2020を見ていただきました。
その中で、一番意欲がありこの仔に会うだろう調教師として、稲垣幸雄調教師を選定。
ということで、決定発表までに時間がかかってしまったということです。
ということで、稲垣幸雄調教師とのタッグはクラブでは初めてになりますけど。。。以上の経緯で見つけたマッチング。
悪い方に転がる可能性の方が低いんじゃないでしょうか・・・
といいうことで、ヤシ・レーシングランチ×ギンザヴィクトリアの2020見学レポートは続きますが今日はここまでとさせていただきます。
アップが遅れてしまいまして申し訳ございませんでした。
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コメント
レポートお待ちしてました!
ありがとうございます♪
お母さんに乗っていたということからも蛯名厩舎の開業待ちなのかな…と思っていたのですが、意外なところに決まったのでずっと気になっていたんですよね。
続編も楽しみにしています😊
投稿: sophilia | 2021年12月 3日 (金) 08時27分
sophiliaさん
読んでくださいましてありがとうございます。
稲垣幸雄調教師には期待しているようですよ。。。ギンザヴィクトリアの2020にも大きな期待を持っていますし。
これからの成長も楽しみでなりません。
投稿: まーひー | 2021年12月 3日 (金) 22時36分