ヴァクストゥームは悔しい東京遠征
寒い・・・今日の深夜からうちの近くも雪が降る気配。
明日は朝から出張で出かけるんだよなぁ~。。。北向きに走って。クルマでしか行けない道程なので、積雪が心配です。
さて、早朝のレース振り返り。。。
ヴァクストゥーム
2月6日(日) 東京12R 3歳以上1勝クラス ダ1300m 10着 坂井瑠星
坂井瑠星騎手の予定に合わせて東京へ。ヴァクストゥームが東京が苦手かもとのコメントもありましたが、先生に意図があっての選択なので不満はありませんでした。
マイナス6キロの464キロでの出走になりましたが、こんなもんでしょう。前走もしっかり走りましたし、輸送もあって。
パドックでの動きは前走から見ても平行線かな。まぁ、いつも通りといえばいつも通り。悪くないと思います。
レースは。。。好スタート。。。馬の気持ちが乗っていたんでしょうね。その後も前に行きたい感じで気合が入っていました。
直前の事前予想でも書きましたが、好スタートを切った時にどう立ち回るのか・・・それが心配でした。
そして、その心配が的中してしまいます。
前の形に近づけようと坂井瑠星騎手は押さえて、インの中段に控えます。末脚に賭ける選択です。
因みにこのレースを勝った⑤ニシノライトニングはヴァクストゥームよりもいいスタートを切ったのですが、かなり後ろまで控えて、早いタイミングで外に出していました。
3コーナーの残り700mくらいのところで外に出したそうな坂井瑠星騎手。。。
外にいたデルマクリスタルとロコポルティが半馬身前の外に被さっていて外に出せない状態。。。
そして、更に前が少し開いている。。。そりゃ、インをついて前に詰めたくなりますよね。。。
外に出す選択ではなくインをつく覚悟を決めたヴァクストゥームですが、更なる試練が。。。
スタート100m~300mまでが10.9、その後も11.2、11.8のハイペースがたたり、先行勢に余力がなく内ラチを頼って立て直すので精一杯。
⑪カミノホウオーと①ゴーストレートのスピードが上がらず壁になる。
そして、ヴァクストゥームが勝負に出ようとしたその瞬間に③グーテンモルゲンが内に切れ込んできて(鞍上の松岡正海騎手が後ろのヴァクストゥームを振り返るほどに)、更に行き場を失う。。。
どん詰まりの内をあざ笑うかのように外の各馬が伸びてきて大勢決する。。。ヴァクストゥームは前の壁のゴーストレートとカミノホウオーすら交わすことができず、10着でゴール。
ローレルクラブからのコメント
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ヴァクストゥーム (5歳)
10着
吉田直弘師「スタートが決まって、良いポジションから行けると思っていましたが、その後にポジションを下げて内に入ってしまい、外へ出すタイミングが無くなってしまいました。ジョッキーは『前走で良かった後ろからのイメージで乗ったのですが、すいません。また元気も足りなかったように感じました』と言っていました。タラレバですが、出たなりの位置で進めていたら、結果は違っていたでしょう。今後については、上がりの状態を見て決めたいと思います」
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タラレバで出たなりの位置でレースをしたら。。。胴だったんでしょうね?
前が総崩れなので、ヴァクストゥームも脚が上がってしまったのか、ヴァクストゥームは能力がこのクラスでは上位なので、そのまま押し切れていたのか。。。
先生の見立てでは行けるだけの力があるということなんでしょう。
一番分かり易い正解は⑤ニシノライトニング&野中悠太郎騎手のやったことをやれればよかったんでしょう。。。
内で詰まって脚を余らせてしまう残念な結果でした。
内で揉まれると弱い。。。やっぱりそうなんですね。。。って、再確認できたレース。
でも、力があることは再確認できました。。。その一方で、できるできないがはっきりしたレースであり、この馬を理解できている騎手が乗らないと、同じことの繰り返しの恐れがありそう。。。
2勝馬ですし、その先もまだ可能性を秘めている馬。。。だけど癖馬。
坂井瑠星騎手、和田竜二騎手、浜中俊騎手あたりでパートナーが固まると結果が出てきやすいんじゃないかと思います。
こういうときもある。。。というレースでした。
次にも期待を持てると思いますが。。。続戦だと疲労が心配です。
お疲れさまでした!
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