221129日高牧場見学レポート5~村上欽哉牧場編~
サトノジャスミンの2022で当ブログをはじめて見てくださっている方もそのまま、ニシノシルエットの2022の記事も読んでくださっている方が多くいらっしゃっています。本当にありがとうございます。
これからも、臨場感重視のレポートを頑張って書いていくのでよろしくお願いいたします。
ではレポートをはじめていきます。
ニシノシルエットの2022
(父エポカドーロ×母父アグネスタキオン)
牝 鹿毛 22年4月26日生
生産者→村上欽哉牧場 入厩先→昆貢厩舎
歩かせていただきました。動画の方では今日は・・・実は動画の後半部分でニシノシルエットの2022が1頭で歩いているときの映像。後日、サトノジャスミンの2022と一緒にパレードリンク風に歩いているところの映像を出しますが。。。
キビキビと動く感じは、クビの動きがいいからなのと村上代表から説明のあった『アタマの位置がいいから』なのだと思います。後躯の深い踏み込みが良く、蹴る瞬発力が強い感じがします。
後日の映像で見ていただければと思うのですが、ニシノシルエットの2022とサトノジャスミンの2022の歩様の特徴は違うんだなぁ~って感じました。
サトノジャスミンの2022は後肢の可動域が広く地面をしっかり捉えて接地時間が長くガチって感じ。ニシノシルエットの2022は後肢の踏み込みは深いけど接地時間は短くパンっと、蹴りだす感じ。伝わるかなぁ~。。。素人の僕の見解なので意味はなさないんですけどね。
また2月に見学に行った際に、歩様の比較と村上代表には『日によって歩様の変化って出るのか』を質問してみようと思います。
ニシノシルエットの2022の歩様展示の話に戻りますが、何度かクビを上げて止まるんですよね。。。これがクラブ情報でも出てくる『気の強さ』や『我の強さ』なんでしょうか?
『この2頭は今日がほぼほぼ初対面なんですよ(笑)』と、2人で顔を合わせて笑いあう村上代表と奥様。
『へー。同じ牧場生産馬で性別同じで同級生なのに頻繁に逢うワケではないんですね~』
村上代表は『生まれた月に結構差があるから離乳時期にズレが出たから。ジャスミンは早いグループでシルエットは遅いグループだね』と。
続けて『2頭ともお母さんがそれぞれ強いお母さんなので気が合わないと思うよ(笑)』と解説してくださいました。
そんな緊張感もあってニシノシルエットの2022は何度も止まったのかもしれません。実際にパレードで歩いた時の方が止まる回数が多かったですし、1頭での歩行時も白毛が目に入るタイミングで止まっていたので。。。白い得体の知れない物体を理解するまでに時間が必要だったのかもしれません。
『気性が激しいところはあるね。悪い顔をしてるから(笑)』と、村上代表。女の子に悪い顔って。。。申し訳ないんですけど、この場合はブサイクってことじゃなくて、気性が悪そうな顔って言うかやんちゃそうな・・・お転婆な馬の顔って意味ですので、誹謗中傷なくお願いします。
まぁ、確かにお転婆そうな顔つきです。
『でも、走る馬の特徴であるアタマの位置をしているでしょ。ニシノシルエットの2022はいいアタマの位置にある。ダラッとしていない』と、村上代表。
僕もアタマの位置って結構気にしています。疲れていたり時間帯によって頭の位置が変わったりもするんですけど、僕も実馬を見に行って頭の位置ってチェックします。
『走ると思うよ。口取りも(申し込めば)この仔は確実でしょ?そんなに売れないだろうから(笑)』と、いつもの村上節が出ましたが、、、このタイプは育成過程の中で徐々に人気が出て、早期入厩となれば最後の駆け込みで一気に売れるんじゃないかな?って思っています。自分も記事でその一助を担えればと思っています。
昆貢厩舎と言えば村田牧場さんのイメージが強く、次点ではグランデファームさん。村上欽哉牧場さんのイメージがないので聞いてみました。
『昆貢先生とは最近、寺田千代乃さん関係で交流が生まれて、ローレルクラブの馬を。。。ということになりました。』
寺田千代乃さんと言えば、マテンロウの。。。重賞を勝った2頭のマテンロウ、マテンロウオリオンもマテンロウレオも昆貢厩舎です。
『この仔の上が小手川準厩舎でニシノラブウインク。フラワーS2着のオークス8着。お姉ちゃんはどんどんテンションが上がっていっちゃうんだよね。小手川先生もニシノラブウインクの扱いに苦労しているようです。でも能力は高い。そこで、レジェンド級、プロフェッショナルの昆先生に扱い辛い姉の妹を見てもらおうってことになった。』と、この仔がお世話になった経緯も教えてくださいました。
村上代表が『昆先生、ニシノシルエットの2022を桜花賞に出してください!』って頼んだら、昆貢先生は『おう!』って答えてくれたそうです。
僕が村上代表に『じゃ~お願いしますね』と言うと。。。『前哨戦を勝って、クラシックに出る。その目標でいいかなぁ~』と、真面目な顔で。エポカドーロの初年度産駒。そしてこの価格なら。。。『それで充分です!』と、個人的にはそう答えさせていただきました。
今日もいっぱい書いちゃいました。。。次回も村上欽哉牧場レポート。サトノジャスミンの2022も再登場します。
いいね!リツーイト、コメントもよろしくお願いいたします。
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