221128日高牧場見学レポート7~パッショーネ編~
間が空きましたが、牧場見学レポート復活です。
ということで、レポート行きます。
クレオールの2021
(父ルーラーシップ×母父チチカステナンゴ)
牡 鹿毛 21年2月13日生
生産者→ハシモトファーム 入厩先→杉山佳明厩舎
小国スティーブルさんを出発して、パッショーネさんへ。
パッショーネさんには複数頭の出資馬がいますので、1頭1頭はやや短めに。。。お仕事の邪魔になってはいけませんので。
最初に展示していただいたのがクレオールの2021です。
馬体重は472キロ。幅があり厚みのある馬体。胴が長く眺めの距離が良さそうな馬体に見えます。。。
担当者さんは『まだ大きくなります。体高がもう少し伸びてくれると尚いいですね。幅は今でも十分にあると言えます』と解説してくださいました。
胴が長く見えるのは、もしかしたら体高がやや低いからなのかもしれません。皆さんの目にはどう映っていますか?
僕が見学したときには屋内坂路で15-15を切るくらいの調教を行っていますが、その次の週には生産牧場の方へ移動して成長放牧の時間を取ることになるそうです。
乗り味が凄くいい馬で、この仔の背中が好きだという担当スタッフさん。ローレルクラブの会報でも紹介されていましたが女性のスタッフさんがクレオールの2021に騎乗して稽古をつけてくれています。
体力があり長いところを乗ってもケロッとしていて、汗もかかずに息も乱れない頼もしいところがあります。
『ただ、、、坂路が・・・』
ん?ん?ちょっと心配になるような話の流れに。。。
『坂路だとやめてしまうのか坂路が苦手なのか体力的なことなのか疲れなのかよく分からないんだけど、、、坂路は2Fで止まっちゃうんですよね。芯はできていてすごく馬はいいんだけど坂路になると。。。フラットコースは大丈夫なんですけど』
『私じゃダメなのかもしれなくて、(西野)代表にも乗っていただいたんですけど、それでも動かなくて』とのことでした。
女性スタッフさんだからってナメて走らなかったワケではなく、西野代表でも動かないんなら相当太々しいのか?それとも超坂路嫌いなのか?。。。
スタッフさんによると走れそうなはずなのに走らない。
。。。『でも、ローレルクラブの取材があった日は(坂路で)しっかり時計を出してくれて、息も乱れず走り切って。。。これくらいできるはずなんですけどね(笑)』と。
パッショーネさんにも掴めない癖馬。。。僕の出資馬ですとユニオンのクープドクールがかなりの癖馬でして『変馬』と、勝手にネーミングしていますけど、クレオールの2021が僕の出資馬の中では二代目変馬になっていくのかもしれません。
でも、クープドクールも2勝していますし、クレオールの2021も体力があり高い能力があることは間違いないですから、個性的でクセの強い馬になった方が爆発力を秘めることになるかもしれません。。。なんて、勝手なことを言っておりますけど。
担当スタッフさんに性格のところを聞くと『落ち着きがない。たまに子供な性格が出て面倒臭い奴なんですよ。でも真面目に走る。乗り役や併せる相手によってやる気が変わるところも。。。』とおっしゃってくれました。
明るく楽しく話してくれる様子を見ると、かなり可愛がってくれていることが伝わってきました。
僕が気にしている食についての質問も『食べる方は凄く食べます。この仔は体重の面で苦労することはないと思います。食べないよりは食べた方がいいですからね。。。』と。僕は食べる馬はプラス査定で考えていますので、ここも◎です。
クレオールが生んだ2頭のキャロット馬エスペラントとノヴィアル。。。この2頭もコンスタントに走っていますし、これからの伸び代もありそうで。。。
クレオールの2021もかなり期待していいんじゃないかな。。。と思っています。
パッショーネさんの育成馬にハズレなし!
クレオールの2021をよろしくお願いいたします。
パッショーネ編はまだまだ続きます。
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