221128日高牧場見学レポート5~村田牧場編~
今日は京都金杯に行ってきました。。。その話は後日。
・・・凄い人でした。チャンピオンズカップのときも凄い人でしたし、12/30の花園ラグビー場も1/3の名古屋競馬場も凄い人でしたし・・・今日も。コロナのソーシャルディスタンスに慣れてしまったようで、人が多いと非常に疲れる。人が少ないところの方が落ち着く。。。ということで、帰ってすぐ寝ちゃいました。
投稿送れちゃうんですよね。。。スイマセン。
ということで、レポート行きます。
アメージングムーンの2022
(父ドゥラメンテ×母父アドマイヤムーン)
牝 鹿毛 22年1月13日生
生産者→村田牧場 入厩先→昆貢厩舎
そして、この仔は村田牧場生産馬としては久々の昆貢厩舎所属となります。
以前、別の馬のレポートで書かせていただいたことがあるのですが、村田牧場さんと昆貢厩舎の関係は今も昔も盤石であり関係が崩れたことはありません。
村田牧場さんから昆貢厩舎に行かなくなったのは売れっ子の昆貢厩舎の馬房を村田牧場生産馬で占有すると申し訳ないという気遣いから。いろいろな調教師さんとのつながりを作りつつ、昆貢調教師に遠慮していたからでした。
ここで、昆貢厩舎になったことは、まさに『満を持して』。
村田専務から出る昆貢先生に対しての言葉には常に尊敬の念が込められており、信頼関係が成り立っていることが伺えます。
ここは牧場で聞いた話を総合して、僕自身の妄想の話になりますが、アメージングムーンの2022がトップクラスの出来であり、自信があるので昆貢先生にお願いしたい・・・というか、昆貢先生に相応しい馬であり、預かっていただきたいというか。。。そういうことなんだろうと思います。
村田牧場さんのアメージングムーンの2022に対しての並々ならぬ自信がここからもわかる気がします。
村田専務の話では生まれてきたばかりのときの素晴らしかった馬体のバランスから少し崩れてきているとのこと。僕が見ても立ち写真がビシッと決まらない感じ。少し後ろが流れている感じです。
横に伸びて、縦に伸びて。。。ってことを繰り返すので、心配なく。これがないと馬は成長しませんし、この後にまた良いバランスに収まるのが強い馬ですので。
飼葉もよく食べるし、効率よく身になっている馬ということで、内臓の強い馬だそうです。
歩かせてみるとやっぱりいい。大きい馬ですけど重苦しさがなく、滑らかな脚の運びと可動域も大きく大きなストライド。素軽さもあり、芝でスパッと切れそうな感じをもう感じます(欲目もあるでしょうけど(笑))
現馬体重も399キロです。タッチウッドと同じような軌跡で成長している。。。楽しみでなりません。
気性について聞くと『この馬自体はどっしりして落ち着いている。種牡馬によって個性が出ますね。ドゥラメンテ産駒はタッチウッドもそうですけど落ち着いています。(1歳上のアメージングムーンの2021は)キズナ産駒はキズナっぽくピリッとしたところがある。』ということで、父の特徴を出す繁殖牝馬だとのことです。
続けて『血統的にもドゥラメンテはアメージングムーンに合う種牡馬の1頭であると思うし、タッチウッドでそれがある程度証明できたと思っている。』
タッチウッドは村田さんの思っていた軌道でいい馬に成長しているようである。
この仔にはモガミヒメ系の後継繁殖牝馬としての役割を担うワケですが、村田専務はこの血統に頼り過ぎないように考えているようです。『今はモガミヒメ系の血統が通用しているけど、ときが経って全く勝てなくなる可能性もある。そのことも考えて血の入れ替えや新しい血統を取り入れたりもする。勿論この血統も絶やさないように頑張っていく。』
飽くなき挑戦を続ける村田牧場さんの強みだと思います。
『牧場としてはドゥラメンテの仔をもっと欲しかった。変な癖はないし激しさもなくどっしりした気性もいい。』
ドゥラメンテの仔を授かることは無理な話。。。『アメージングムーンには可能ならばドゥラメンテの後継種牡馬をつけたい気持ちもある』・・・タイトルホルダーになるかアリーヴォになるかドゥラエレーデになるか分かりませんが、それくらいこの仔の出来に満足している。。。
今は、13:00頃放牧に出して朝の7:30に集牧。の夜間放牧で鍛えられています。
昆貢先生は村田牧場には全然来ないそうです。
それは、村田牧場のことを信頼してのこと。。。『昆先生にはすべて任せていただいています。(調教師が)来ないからと言って手を抜くような牧場じゃないと認識していただいている。こちらも先生の手を煩わせたくないし』と、盤石なタッグであることを話してくださいました。
育成場は決定ではないですけど、ファンタストになるかな?この血統を一番よく知っている育成場だし、それが一番いいと思います。
アメージングムーンのお腹にはキタサンブラックが。。。ということで、近親のレーヴスレアリーズ (3歳牝)もいいから・・・ですかね・・・
ということで、村田牧場レポート終了です。
村田牧場とアメージングムーンの2022をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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