240709北海道myツアーレポート2
引き続き協和牧場での見学となります。
キョウワジャンヌの2023(PEGASUS 27)
(父ヘニーヒューズ×母父ハーツクライ)
牝 栗毛 23年4月18日生
生産者→協和牧場 入厩先→角田晃一厩舎
母キョウワジャンヌは3勝。秋華賞2着、ヴィクトリアマイル4着とGⅠレースの常連であり当時ローレルアクシスやファインスカイを持っていたことで『キョウワ』さんに熱が入っていたため注目し続けていました。
キョウワジャンヌに酔狂していた僕はローレルクラブでも産駒のトゥールナージュ(父エイシンフラッシュ)にも出資しておりましたが、未勝利に終わりました。
キョウワジャンヌの実績とは裏腹に産駒は結果を残せず、、、繁殖牝馬としてはダメなのかな・・・と心配していた中、キョウワセイヴァーやゼンダンゴクウがJRAで勝ち上がりました。まだまだ母の実績からすると物足りないですけど。
母の現役時代も注目し繁殖になったあとも追いかけ続け(協和牧場さんでキョウワジャンヌにも会わせていただきました)、産駒にも注目していた僕にとって、キョウワジャンヌの仔に出資できるチャンスが再度訪れたことは喜びでしかなく、見学に行きました。
この日はアブが多くて、キョウワジャンヌの2023も集中力がありませんでした。
キョウワジャンヌの2023のお腹にある瘤みたいのはアブに刺された跡。。。可哀そうに。。。そして、申し訳ない。
質問したいことはカタログに書いていないこと中心に。。。
大人しいですね。。。と聞くと、『昼夜放牧で疲れていたり、このところ急に暑くなったり涼しくなったりで馬も疲れちゃうんですよね』と。
普段は今日のイメージよりも活発で、大人しいといったイメージはないとのこと。何よりもここまで順調であり体調を崩したり怪我で休養したことがないとのこと。そこがいいといいます。
『キョウワジャンヌには芝で走りそうな種牡馬をつけ続けてきたけど、仔はダートで走るし、ダートの繁殖なのかも?ってことで、腹を括って今回はダートリーディングのヘニーヒューズをつけました。ダート種牡馬と相性がいいかもしれないし』
ということですけど、エイシンフラッシュ産駒のトゥールナージュのときはすらっとした芝馬っぽさを感じたけど、中央では勝てず(芝で2着2回あり)でしたが地方で5勝。やっぱりダートなのだろうか?
馬体のイメージはやっぱりしっかりしているなって感じ。ヘニーヒューズ産駒らしく背中短めのガッチリした体格。いかにもダート短距離っぽい馬体です。
歩かせていただくと、ゴリゴリした動きではなく結構柔らかさを感じる歩様。脚の可動域も結構広くて馬体のイメージと相反する感じ。もっと、ガツンガツン力強く歩くのかと思っていたら・・・皆さんにはどのように映りましたか?
スタッフさんのお話は『この仔はダートだと思うけどマイルくらいまでかなぁ~。。。ヘニーヒューズ産駒は全体的に動きが硬いんだけどこの仔は不思議と柔らかいんですよね』
母がハーツクライ産駒の1億円ホースですし、ヘニーヒューズをつけて母系が覚醒してダートじゃなく芝でも走れちゃうこともあるんじゃないかな・・・芝のマイルのヘニーヒューズ産駒といえばアジアエクスプレス。最近ではワイドファラオですかね。。。2頭ともダートと芝の両方で重賞勝ちしているのが特徴。キョウワジャンヌの2023にもそれを期待してもいいかも。。。
キョウワジャンヌの2023は人懐っこくてグイグイ来るタイプ。明るい性格とでも言いましょうか(笑)
ご飯もよく食べるし、健康優良児かな。ただ背は高くないし高くなる感じじゃないからあんまり重たくなる感じじゃないかも。ということで、450キロ切るくらいだと予想されました。
『ヘイローフジの仔もそうだけど、アサカフジ系の仔は夏を過ぎてから大きく変わります。この仔もやっとトモが大きくなってきたけど今のところは前が勝っているタイプでしょ。育成に移動した頃に大きく変わってくると思うよ。秋の写真を見たら『え?おんなじ馬?』ってくらいに見違えるんじゃない?』とのことでした。この血統は本当に馬に成長力があるので、変わっていく姿が楽しみです。
キョウワジャンヌの2023はヘイローフジの2023と同じ福地トレーニングファームさんで育成になりますけど、キョウワジャンヌの2023の方が早く移動になりそうです。それだけ馬がしっかりしているということ。
期待に夢膨らむキョウワジャンヌの2023。。。巷の評価はまだまだっぽいですけど、僕はこの仔にかなり期待しております。
ということで、協和牧場見学レポートはまだまだ続きます。
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