241127北海道myツアーレポート8
ヘイローフジの2023
(父コントレイル×母父キングヘイロー)
牡 鹿毛 23年6月11日生
生産者→協和牧場 入厩先→福永祐一厩舎
現在の馬体重は464㌔。7月に見学したときは400キロ弱。。。5ヶ月で60㌔増。因みに10月からの2ヶ月で30㌔くらい増えているようです。
場長さんのお話でも『先月くらいからグーンと体つきが良くなった。もう小さい部類の馬ではないです』ということで、ここに来ての急激な成長度に驚いているそうです。
7月に見たときよりも筋肉が凄くついたなぁ~って感じで、6月生まれって言われなければ分からないくらい・・・場長さんからは『まだまだ大きくなると思いますよ』と、コメントをいただきました。
歩かせていただくと・・・
その、体格の変化が動きにも反映されていました。歩いている感じも力強い。かといって重たさは感じません。軽さというか柔らかさというか。。。しなやかな動きに感じました。
でも、僕が一番感じたのは(地面に水溜まりもあったりした関係でゆっくりの引き馬だったこともあり)筋肉の動き。一歩一歩歩く度に脚元に目が行くのではなく、肩の動きやトモの動きに目を奪われてしまう。。。なんだかあまり今までにない感覚。馬体の迫力と筋肉美を感じてしまいました。これって、競馬場のパドックで感じるやつ。ということは、1歳11月にして現役馬の(大きさではなく)雰囲気を感じる馬なんだなって思いました。
『バネがあるんですよね。トモのバネが。走り始めたときはバネがあり過ぎて上に跳んでる感じがあったんですよ。もちろん、フォームを教えていく中でそのバネを走りに生かせる動きに変えていきましたけど』ということで、『バネ』というフレーズが頻繁に出てくるこの仔。。。馬名にもバネに連想されるワードを入れようかな?って思っちゃいます。
近くに寄って触らせていただきましたが、、、背も伸びたことを実感させていただきました。クビを上に伸ばした状態ってこともあったかとは思いますが、かなり大きく成長したと思います。
7月のときはすぐにスタッフさんの後ろに隠れちゃうような、シャイなイメージがあったのですが、堂々としている様子。自分の能力の高さも自覚して自信も芽生えてきたように感じました。
このあとも成長して、500㌔くらいで走るイメージを持っていらっしゃるようです。
それでも、大型馬ぽい仕上がりの遅さはないでしょう。。。とのこと。運動神経の高さもあり仕上がりに時間を要することはなさそう。
この血統はみんなここから大きくなります。
同じ時期で考えたらデュアルロールよりもヘイローフジの2023の方が大きいので、デュアルロールよりもさらに大きな馬体でデビューするんじゃないかな?
デュアルロールも遅生まれでしたけど、この仔は更に遅い生まれ。。。それでも、この大きさに成長するのは血統の成す業なのだと思います。
現在は、ロンギ場を中心にダクを1200m。ハッキングキャンターを1800m。ゆっくりペースの動きにも集中して調教をこなせているようです。この見学後まもなく坂路調教やダートコースでのキャンターに進んでいきます。
そこでのパフォーマンスも楽しみでなりません。
満口馬であり、出資口数を増やすことができませんが、こんなに成長してくるのならもう数口・・・なんて気もしました。
そして、この仔もヘイローフジ一族の晩成タイプであるならば…期待しかないです。
| 固定リンク
コメント
レポートありがとうございます!
どんどん期待したくなるような内容ですね!
特にバネがあるが頻繁に出てくるのは嬉しい限りです☺️
芝レースに妄想膨らみます
馬体もどんどん成長して見違える姿になりましたね!ほんと6月生まれに見えないですが内蔵面もじっくり鍛えていってほしいですね!
投稿: 子馬 | 2025年2月 8日 (土) 23時53分
子馬さん
スイマセン。。。少しの間、パソコンから離れておりブログのチェックを怠っておりました。
期待していいと思います。バネという単語も何度も登場していましたし、楽しみです。
これからも、馬体に変化が出てくるんじゃないかな?成長力もありどんな馬に完成していくのか・・・待ちましょう!
投稿: まーひー | 2025年2月11日 (火) 16時52分