241129北海道myツアーレポート2
ファーストチェアの2023(サートゥルチェア)
(父サートゥルナーリア×母父ジャングルポケット)
牝 黒鹿毛 23年2月9日生
生産者→村田牧場 入厩先→嘉藤貴行厩舎
歩かせていただくと、、、比較的大きい身体であり調教再開後間もないことから、筋肉が付ききっていない感じで、歩きもモサっとするかなぁ~って想像していましたけど、活気があって身体の使い方の巧さを感じる歩様。運動神経がいいんじゃないかと感じます。
単純に歩様は好きでした。前肢と後肢も前にガツガツ入っていく感じではないですけど、後肢が後ろに流れる感じは中長距離馬っぽくてよいかな・・・って思っています。
注文することはありませんか?って質問すると
『身体の大きさが心配だったけどその心配も。。。戻ってきて470キロになってるし。その点についてはクリアですねぇ~。乗ってきてカリカリしたりする可能性は感じる仔なので。テンションが上がりすぎないように乗っていけば。あと、飛節に負担がかかりやすい骨格をしているところは注意していかなきゃいけないけど、、、大丈夫だと思います』とのことで、こっちが思っていた不安をすべて払しょくしてくれるような明るい感じで話をしてくださいました。
ここエクワインレーシングさんでは兄姉もやってるし、ある程度の雰囲気は分かっているとのこと。血統的にはフルデプスリーダーの下で期待していますし。
少し大きい方かな?と思っていましたが、スタッフさんの話では『背は平均的。シルエット自体も平均的。』←これはいい意味で平均的なんだそうです。
食事は飼い葉食いもよく。完食する。たまに疲れると食べるペースが遅くなることはありますが、残すってことはない。
では、、、どうして馬体重が大きく減ったのでしょうか?
『最初にエクワインレーシングに来た時に環境の変化に戸惑ったってことはあったかと思います。本場に来て調教を重ねると(食べていても)体重が減ってしまう。少し休ませると20キロくらい戻るって感じ。動かすと体重が減ると少しいうことは心配に感じるかもしれませんけど。。。普通ですよ。』
デビューについてはどのくらいの時期を想定されていますか?
『順調にいけば早く出せると思います。それまで何にもないことが(育成場としての)目標です。今のところ順調であることは間違いないですね。』と。フルデプスリーダーが重賞を勝った思い出の地でデビューってこともあるんですかね。
現在の状況ですが、坂路も20-20くらいからはじめて18-18くらいにまで進んでいる。坂路にも入れていない仔もいる中ではこなしているメニューは早い方。何よりも性格がいい仔で優等生。基礎体力と乗り役の合図に対して動けるように訓練しているそうです。
昨日のレポートでも書きましたが嘉藤貴行先生は熱心な先生で、月に1回は日高地方に訪れており、エクワインレーシングさんにも毎月来ているそうです。そして、嘉藤先生も自分で乗って調教を付けられる先生だとのこと。。。是非嘉藤先生が乗っているときに、見学に来たいです。。。
そうそう。。。以前、嘉藤先生と偶然一緒になって、嘉藤先生と一緒に見学となった会員さんがいらっしゃって、、、その会員さんは出資検討中ということで見学されていましたが、嘉藤先生がファーストチェアの2023を見ながら『大きいね~。柔らかいねぇ~』おっしゃっていて、、、その会員さんは『買います』って言ってましたよ。
と。
それは、そうなっちゃいますよね。僕もそんな素晴らしい出会いがあったら間違いなく増資しちゃうことでしょう。。。
ということで、終始明るい雰囲気だったエクワインレーシングさんでの見学も終わりの時間となりました。
エクワインレーシングさん、楽しい時間をありがとうございました。また、お邪魔させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
11月29日分はここまで。
11月30日レポートへと続きます。
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