250614ユニオンセレクトツアーREPORT2
オープニングはスカーレットテイルの2024&木部ファームさんになりましたが、レポート第二弾からは注目指数ランキング上位からやっていこうかと思います。
『各牧場今日を迎えるにあたりしっかり準備をしてここに挑んでおます。各牧場の想いに触れ、実際に馬に触れ、現地ならではの馬の雰囲気に触れ』
提供牧場の想いを少しでも伝えられればと思います。
ランキング1位
注目指数90
PEGASUS17 ボイルトウショウの2024
(父ダノンスマッシュ×母父ケイムホーム)
牡 鹿毛 24年4月16日生
生産者→畠山牧場 入厩先→前川恭子厩舎
北海道市場には受付開始時間よりも早く到着し、千歳発組のバスの到着と受付開始を待っておりましたが、その場を通りかかった矢野亨憲社長の『受付してあげて』の鶴の一声で開場。厩舎で待機している馬を見学させていただきました。
自分も畠山ファミリーの最下層民ながら仲間に入れていただいているので、畠山牧場産の馬房を探しに。
畠山さんを見つけてご挨拶をすると。。。第一声『小さいですよ』と。
『僕のドラフト1位なんで』というと。。。『考え直してもいいんで』と返されました 笑
畠山さん自信の一頭であることは間違いなく。自分との距離感が短いからこその返しをいただきました。
上半分の扉を開いて馬房を覗くと。。。ちっこい仔が微動だにせずこっちを見ています。普通、扉が開いたらパッと顔を出すのが相場でしょうに。(2枚の写真は連写じゃありません。10秒ほどのタイムラグがあります)
ぬいぐるみの如く動かない。スタッフさんがもくしを引っ張ってやっと顔を出しました。
臆病なのか?どっしりしているのか?眠いのか?
まあ、眠さはあるでしょうけど気性は穏やかで○。馬体重は現時点で336キロ。牡馬の中では断トツの小ささであり、牝馬を加えても2番目の小ささ。。。少し心配になります。
前川恭子厩舎には畠山さんが良く知っている方が配属になっているそうで、担当になるかどうかは別として、この仔にも目を掛けてくれると思います。また、女性ならではのきめ細やかさのある厩舎はこの仔にとってプラスに働くことでしょう。
父はロードカナロア直仔のスプリンター種牡馬。ロードカナロアの中で一番短い距離で活躍しました。今年が産駒デビューですけど、まだ中央での好走がありません。父同様に成長がゆっくりなのかもですね。
パレードリンクを見ても小ささに意識は行ってしまいますが、馬体のバランスはイイ。形いいじゃん。コンパクトな馬体で父似な感じがします。父もムキムキタイプではなかったので。フレームは小さいですけど、バランス的には幅もあるしクビも程よく長い。それでいて、ダラーっとした背中でもなく好きなタイプ。
そして、動きもイイ。
めっちゃキビキビとして、クビも使って全身を使った躍動感のある動きは全頭の中でもトップクラスなんじゃないかと思っています(ユニオンセレクトツアーライブ中継アーカイブを再度確認してもそう思いました)
グループ展示では前搔きしたり、自己主張もあってピリッとしたところを見せていました。
あんまり人気なかったですけど 笑
大きさだけだなぁ~。
偉大なる姉、アイコンテーラーも1歳時は小さく心配したそうです。ボイルトウショウの仔は1歳秋くらいまで小さくて、そのあと大きくなるのが定番なのだとか。アイコンテーラーもデビュー時には小ささを感じない460キロくらいで走っています。そのくらい成長する一族なんです。
これは大きくなりそうだっていう要素はあまりないですけど、分かんないですからね。。。
皆さん全く意識していないと思いますが、2024世代唯一のGⅠ(JpnⅠ)ホースの下の牡馬ですよ。
ナメちゃいけません。
引き続き注目し続け、次回の北海道行きのときに畠山牧場さんへ見学に行き、ガッチリ情報を仕入れたいと思います。
ということで、まだ出資確定ではないですけど、あっと言わせる活躍に期待です。
注目指数90→90-
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