241127北海道myツアーレポート9
引き続き福地トレーニングファームさんでの見学となります。
キョウワジャンヌの2023(PEGASUS 27)
(父ヘニーヒューズ×母父ハーツクライ)
牝 栗毛 23年4月18日生
生産者→協和牧場 入厩先→角田晃一厩舎
ヘイローフジの2023に変わって登場はキョウワジャンヌの2023です。
現在の体重は450㌔。7月の見学時は400㌔。50㌔も増えたことになります。50㌔増も素晴らしい成長なんですけど、その前に60㌔増のヘイローフジの2023を見てしまったので。。。衝撃の大きさはやや少なめとなりました。
ヘイローフジの2023はスリムからパンプアップの変化を感じました。ではキョウワジャンヌの2023はと言いますと・・・
7月の時点の印象が背が高くなく幅があり重心が低い馬ってイメージ。馬体も丸い感じだったのですが、筋肉が浮かび上がってかなり引き締まったイメージ。以前も前が勝っている感じですが、今回もその印象は同じでした。
ここに来る前にシマノタカラチャンの2023(ミーンアロット)を見学し、三橋ステーブル場長三橋さんににいただいた言葉『馬を見るのに肩が大事。クビ差しとか。前か後かと言ったら前。』が甦りました。
やっぱり前のボリュームあるもんなぁ~。。。筋肉のつき方もいいし胸前もいい。
場長さんのお話では『ここに来たときは420㌔くらい。ヘイローフジと変わらないくらいでした。ヘイローフジほどではないけど、この仔もかなり成長しました。』と、いただきました。
でも、この仔もまだ完成形ではないようです。
『まだまだ体高が伸びる馬なので』
キョウワジャンヌの2023もアサカフジ系。ヘイローフジの2023とはいとこ同士となります。ということで、成長度も高くこれから更に成長して大きくなっていくと思います。
トモについても7月より雰囲気が大きく変わり、丸みを感じたトモから、鍛えられて引き締まったトモ。それも一回り大きくなったように感じました。
ガッチリ&ムッチリ感は父ヘニーヒューズの影響を大きく受けているのだと思います。
エイシンフラッシュ産駒だった姉、トゥールナージュとも全然違うイメージです。
『キョウワジャンヌの仔の中では間違いなく一番いい馬だと思います。兄ゼンダンゴクウよりも1歳秋の状態を比較してもいいと思います』ということで、新馬勝ちをしたゼンダンゴクウよりも良く感じてくださっていることは嬉しいです。
場長さんは『キョウワジャンヌの仔って、ダートに寄っていると思っているんですよ。だから配合的にもきょうだいの中で一番いいと思います。今までもルーラーシップ(ゼンダンゴクウ)とかレイデオロ(キョウワレイホープ)とか芝寄りの種牡馬が多かったけどそれでもダートで走るので。それなら分かり易く最初からダート馬をつけた方がいいと思っていんです。』
お母さんを見ていたら芝をつけたくなりますが、結果的にですけど産駒を見るとダート系が合うってことなんでしょう。トゥールナージュやキョウワレイホープも最初芝でまずまずだったんですけど、ダートに変わってから勝ちましたし、ゼンダンゴクウもダートで勝ったので・・・そういうことなんでしょう。
芝で勝ったのはキョウワセイヴァー(父ロードカナロア)だけですもんね。母の活躍した条件を考えると、、、正解を探り当てるのもなかなか難しいものです。
そうなると、もう1頭のいとこでもあるデュアルロールとの比較もしたくなっちゃいますが・・・
今日はここまで。
デュアルロールと比較したお話も次回に。
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