ムーンエクスプレスよ永遠に
ムーンエクスプレスが引退することとなりました。
2012年生まれ。2013年ローレルツアーはツアー10年ぶりの参加で、いきなり巡り合えた我がファミリーの名馬でした。
名付けになれたことで更に入れ込んでしまい、増資もして応援しました。
デビュー3戦目に勝つとアメージングムーン以来の2歳重賞ファンタジーSに出走。秋明菊賞では口取りにも参加させてもらいました。
それから、ローレルブレット以来のGⅠ出走。暮れの阪神JFでは最後の直線で、もしかしたら勝つんじゃないか?と思わせる激走で4着。GⅠレース初の掲示板入着を記録しました。そして、僕が生で見た初めての愛馬GⅠ出走レースでもありました。
フィリーズレビューでは3着を確保し、堂々の牝馬クラシック桜花賞出走。愛馬のクラシック出走も初めてでした。
その後も大崩れすることなく、そして人気にもならず。。。サンクフルハンデ、猪名川特別、石清水Sに優勝。今年2月には京都牝馬SGⅢで5着と健闘。。。
獲得賞金は1億円を超えました。
募集価格800万円の安馬のシンデレラストーリーでした。
ここ最近は、気持ちの中で闘争心が消えてしまっていたようで、、、牝馬はその辺のスイッチがはっきりしているようで、グズグズ引き摺るのは人間も馬もオトコばかりのようで。。。牝馬も切り替えが早いようです。
ということで、能力的にはまだまだ大丈夫な様ですけど、気持ちが切れてしまった様子では、無理に走っても凡走が続くでしょうし怪我の心配も出てきます。ポートアイランドSも、行けずに2番手は悲観する点ではないにしても、一切掛からずに、折り合っていながら最後の直線では、踏ん張ろうともせずスーッと流して走っていたところを見て、決断されたようです。
ムーンエクスプレスもお母さんの準備をしているかのようですね。
勝手にライバル視していた同期のキャロットのルージュバックやレッツゴードンキはまだまだ一線級で活躍しています。その様子を見ていると少し悔しい気もしますが、本当にここまで頑張ってくれてありがとう。。。と言ってあげたいです。
この仔に名前を付けることができたことを本当に嬉しく思います。
2017年の最初にはローレルブレット、ローレルベローチェ、ムーンエクスプレスと1億円ホーストリオで我がファミリーを引っ張ってくれましたが、その3頭が相次いで引退。。。世代交代の年となってしまいました。
現在の稼ぎ頭はスティンライクビー、ピアレスピンクとなっております。若い世代はまだまだ育っている感じではありませんが、この3頭を超えるパフォーマンスができる愛馬の誕生を期待しています。
ムーンエクスプレスの最終戦は口取り希望者ゼロ。。。僕も都合がつかずに行かなかった一人ですが、これだけの功労馬の最後の1戦に駆け付けた出資者ゼロは少し寂しいですね。。。
またどこかで会えると気があると思います。。。ムーンエクスプレスに似た心の穏やかな快速馬を誕生させ、またローレルクラブで募集していただきたいと思います。
本当にお疲れ様でした。。。ありがとう。
最後のレース。。。友人からいただいた写真です。
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